第1日目 1998.7.20
陸前高田市役所〜仙台空港〜グァム国際空港〜ポンペイ国際空港

 午前5時。各自の両親、校長先生、その他関係者に見送られ、団員一行プラス2名(市役所の細川さんと運転手さん)は市のバスで一路、仙台空港へ。みんな最終準備や不安のあまり睡眠不足の模様。そのためかバス車内は静まり返っている。まっ。何はともあれ無事出発。
 仙台空港で今回私たちに同行する、外務省大洋州課の鎌田さんと合流。簡単に打ち合わせ。横暴な某協会の方と違い、心が広いお方で一同ホッとする。出発前夜の7月19日、鎌田さんは仙台市内のホテルに宿泊予定であったが、パプアニューギニアで発生した大津波の情報収集に追われ、朝一番の新幹線で駆けつけたらしい。ご苦労様です。
 搭乗手続きの際にスーツケースの重量を量ったらなんと18.6キロ。あと1.4キロ重かったら、超過料金を払う羽目になるところだったのでホッとする。
 鎌田さんの話によると、最近ナウルでは雨が降っておらず、水不足でたまに断水しているとのこと。さらにナウルでの詳しいスケジュールも決まってない模様で。鎌田さんも不安そうである。そんな心配をよそにコンチネンタルミクロネシア航空932便はグァムに向けてTake off!!
 15時45分、予定通りグァム国際空港に到着。日本とグァムに時差はグァムのほうが1時間進んでいるので、計を1時間進めた。若干時間があったので、ハンバーガーを食べた。その後、ナウル航空のカウンターで搭乗手続き。ところが、時間にルーズなナウルの企業だけあって、定刻になってもチェックイン出来ない。実はこの日が給料日だったららしく、ちょうどチェックインの時間に給料を配っていた。客より給料優先か…。早くもカルチャーショック。

          
 

出発前の情報では、ナウル航空唯一の所有機が故障中で、提携しているオーストラリアのカンタス航空の機体を借りて運行しているとのことだったが、私たちが乗ったのは自社機だった。ひとまず経由地・ポンペイ(ミクロネシア連邦)国際空港へ。
 約2時間半の飛行で経由地・ポンペイ国際空港到着。グァムとの時差は1時間。つまり日本より2時間進んでいる。ポンペイ滞在時間は25分ぐらいだった。ナウル滞在が終わった後再び降り立つことになる
実際の離陸時間より少し早めにいよいよナウルへ向けて離陸。

           

   


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