マニフェストとは? |
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マニフェストはこれまでの漠然とした公約から、財源、目標数値、達成期日、遂行のプロセスを明確にし、政策をより具体化したものです。
議員内閣制の国政では政権与党はその実現に全力を尽くし、その達成度をもって、国民に問いかけるものです。
いうなれば、実行しなければならない政権公約がマニフェストです。 |
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地方政治や議員活動にマニフェストをいかそう! |
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このマニフェストの理念を地方政治に、ひいては議員活動に活かそうという取り組みがあります。
選挙では政策は大事だと多くの方が感じているにもかかわらず、実際には政策を比べる機会も少なく、「地盤、看板、鞄(組織、知名度、資金)」と呼ばれるもので当落が決定してしまう現実があります。 |
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また、当選したものの、公約だったものは果たして実現できたのか。
良い政策だったのか。
はたまた、無駄な政策だったのか。
その検証は皆無でした。
選挙が判断の場であるならば、当落で活動を検証・評価するというのは、あまりにもその評価基準は大雑把すぎます。 |
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高橋雪文の試み |
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そこでマニフェストを基に民間で行われているPDCAサイクルを議員個人の政治活動にも導入できないか。
それが今回の私の試みです。
プラン(P)は選挙公約、ドゥ(D)は議員活動、チェック(C)は自身や有権者の皆さんの検証。
それを踏まえたアクション(A)、つまり次の改選期に継承、発展される公約です。
Cの皆さんの検証の判断が投票行動に結びつけば幸いです。 |
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マニフェストの難しさ |
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現実には「3割自治」とも呼ばれ、国の政策に大きく依存している地方自治体では、首長でも理想的なマニフェストを厳密には描けません。
まして議員は、予算権や執行権もない。
多数決が物を言う議会では、独りの活動だけでは条例制定もままなりません。 |
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日本初の挑戦 |
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そうした中にあっても、政策本位の政治・選挙に近づけるために挑戦しなければならないと考えました。
そこで、「政策に向けた行動を評価基準」に設定して個人のマニフェストを作成しました。
本来のマニフェストにある財源も目標数値もありません。
しかし、政策課題を明確にし、その行動について明示することならできます。
不備も多々ありますが、日本初、地方議員マニフェストサイクルへの挑戦です。 |