朝日新聞創刊120周年記念 テレビ朝日開局40周年
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1999年9月に行われた、坂本龍一のオペラ 「LIFE」の
模様をインターネットライブで見た感想を載せています。
1999/09/04
LIFEメーリングリストで、インターネットライブ用のソフトがアップされたことを知る。
ダウンロード後、実行して開催日程などが表示される画面だけを見る。
18:30インターネットライブスタート
にもかかわらず、画面変化なし・・・・何故だ?
どうやらダウンロードしたものをコピーする時に、間違いをしていた模様。
早速入れ直すが、今度はQuickTimeがないと怒られる。
QuickTimeも入れてWebcastを起動・・・、またもやエラー。
既にインターネットライブは始まっているので、かなり焦る。
別マシンでメディアプレーヤーでも見れることが分かり、新しいメディアプレーヤーを
インストール後に、アドレスを入れてみる・・・・繋がった!。
しかし、多くの人がアクセスしているらしく良好な状態とは言えない。
わざとなのか映像はモノクロ、音はノイズが目立ってよく聴こえない。
バッファのためによく止まる・・・。
一応、指揮をとっている坂本龍一の確認だけはとれたが。
んー映像が入ってるので重くなるのはわかるが・・・。
ちなみに「f」の時もインターネットライブをリアルプレーヤーで聞いたけど
この時より酷い。
Webcastのほうは、何とか起動したものの文字の表示はまともに出るが
音は一切出て来ない。
HPによれば、「音声(音楽)のデータに帯域を多く割り当てることで、音のクオリティの向上を図ります」
と書いてあるが、全く音がならないぞ。
原因不明のまま、大阪講演2日目に備える。
頼むから音を聴かせてくれ、WEBCASTよ・・・。
1999/09/05
大阪講演2日目。
今日は16:00から。
開始時間からは見れませんでしたが、約30分遅れで視聴スタート。
メディアプレーヤーで見ると・・・
おぉ、昨日とは比べものにならない程のクオリティではないか!。
バッファで止まる事もないし、音もちゃんと聴こえる。
元々の解像度が低いために、綺麗な画像とは言えないまでも
結構フレームレートも出てるし、良い感じだ。
しかし、Webcastの方は相変わらず音声無し。
LIFEのページによると、今日の放送は映像は無く音声のみです、とあったが
やはり何も聴こえないぞ。
なんか設定項目でもあるんだろうか・・・。
どなたか、上手くいったって方いらっしゃいますでしょうか?
でも昨日よりは、まともにインターネットライブが楽しめたとから良いか・・。
あとは、東京講演バージョンのWebcastに期待するとしましょー。
(ってLIFEそのものの感想が一言も無いですな)
次回は1999/09/09から東京(日本武道館)です。
1999/09/09
東京講演初日、自分で次の日付を書いておきながら忘れた・・・。
しかも気が付いたのは翌日の講演が始まってからだった。
1999/09/10
東京講演2日目。
という事で、この日の講演が開始したあとに東京講演が始まってしまった知り
急いでWebcastの武道館バージョンをダウンロードして、視聴スタート。
うーん、やっぱり音が出ない・・・。
なぜなんだろう、QuickTime4は左上で動いてはいるようなんだが
サーバーと交渉して、タイムアウトしてしまう・・・。
やはり混んでいるってことなのか。
しょうがないので、メディアプレーヤーで見てみる。
ん?。今回は色が付いてるぞ。
しかも大阪と比べてカメラワークも良いし、バッファリングで止まることも殆どない。
しかも、音も大阪の時よりも良いような気がする。
ふむふむ結構快適に見れる。
この日初めて気が付いたが、坂本龍一の髪型が凄いことになってるぞ。
大阪での講演を見た時は、後で結んでいるのかと思ったがそうなってたのか。
ここで変なことを思い付く。
メディアプレーヤーを動かしたままWebcastを起動すれば・・・。
駄目元で挑戦したら、動いてしまった(^^;)。
これで、音が鳴るWebcastだ(ちょっと違うけど)。
別々のアプリで動かしてるので同期は取れてないみたいだけど、
これが本当なのかと感じる。
結局、1台でメディアプレーヤー、もう1台でWebcastという状態で見てました。
1999/09/11
東京講演3日目。
今日は取りあえずスタートからは見れなかったが、開始5分後位から視聴スタート。
昨日の状態と同じ、メディアプレーヤー、Webcastをそれぞれ起動させて見てました。
会場の特大スクリーンに映し出されている映像と、Webcastで表示されているものが同じであることや
ナレーションを読み上げている英語と、その翻訳された日本語が表示されているのに驚く。
やはり、TVの生中継とは違いインターネットでのライブなので、画質や音質は回線的な問題で低いですが
インターネットであるが為に実現出来ている部分も多いですね、Webcastは。
東京や大阪でのライブを、パソコンの前で見れるというのは凄い技術だと思います。
講演中に、休憩時間があったのですが、その間Webcastは休憩時間の終了をカウントダウンしてました。
こういうのは、TVの生中継ではまずやらないと思うし、やったとしても技術的に驚いたりはしなかったでしょう。
1999/09/12
東京講演最終日。
今日は都合が悪く、視聴不可。
何か特別な事をしてないと良いのだが・・・。
1999/09/14
総評。
LIFEそのものに付いては、正直よく分かりませんでしたがインターネットライブの技術は
凄く関心した。
なかでも、Webcastというアプリの開発、国内だけではなくフランクフルトなどにも配信して
世界中の人が見れるようにした環境作り、負荷を軽減するための準備など、どれをとっても
単純にインターネットに流すだけではないインターネットライブだったと思います。
気になった点。
「f」の時もそうだったけど、外人さんが多く見にいっていたようだった。
Webcastで、放映権の都合で見せられない、とか聴かせられないというのが気になった。
LIFE終了後に会場に流れていた「千のナイフ」が印象的だった。