FinePix S2Proでの星雲星団撮影

10/11、12、13日の撮影です。気温は4〜5度だったと思われます。赤い散光星雲も淡いながらも結構写ることが分かりました。

【共通データ】
カメラ設定:解像度4256×2848、カラー・トーン・シャープネスいずれもORG(補正なし)で撮影(RAWは8bit-TIFFに変換)、8×8ソフトビニング、レベル調整、デジタル現像(一部画像)、トーンカーブ調整、スターシャープフィルターまたはアンシャープマスク
ビクセンスーパーポラリスにてノータッチガイド
撮影地:岩手県大野村、軽米町

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M42オリオン座の大星雲
4分露出(ISO800)×6枚コンポジット
PENTAX105SDHF
RAW

馬頭星雲
8分露出(ISO800)
PENTAX105SDHF
RAW

ISO800(4分露出)で撮影したM42の等倍表示
ISO1600(3分露出)で撮影したM42の等倍表示
高輝度部分ではISO800とあまり差がありませんが、バックグラウンド部分は荒れてしまいます。ソフトビニングすれば目立たなくなりますので、暗い光学系での撮影や露出時間を切り詰めたい時には結構使えそうです。

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オリオン中心部
3分露出×4枚コンポジット(ISO800)
Ai Nikkor 180mmF2.8ED開放
RAW

バラ星雲
3分露出(ISO1600)
PENTAX105SDHF
RAW

M31
4分露出(ISO800)
PENTAX105SDHF
RAW

オリオン座
3分露出(ISO800)
Ai Nikkor 50mmF1.4→F2.8
RAW
強力な処理をすればバーナードループも浮かび上がります。

RAWとJPEGの画質の違い
RAW
3分露出(ISO800)
Ai Nikkor 50mmF1.4→F2.8
中心部等倍で表示
RAWとJPEGの画質の違い
JPEG FINE3分露出(ISO800)
Ai Nikkor 50mmF1.4→F2.8
中心部等倍で表示

どちらも画像種類以外は同じ設定ですが、JPEGは幾分シャープネス強調がかかっている感じです。また、バックの色調にも違いがあります。
カリフォルニア星雲
3分露出×2枚コンポジット(ISO800)
Ai Nikkor 180mmF2.8ED開放
JPEG FINE
M45
4分露出(ISO800)
PENTAX105SDHF
RAW


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