久しぶりに上達記が寄せられましたので紹介します。
上 達 記 (9)
ASH 2000/07/01
皆さんこんにちは。
パソコン歴は…何年でしょう、あまりにも昔のことなんで…最初のマシンはFM16βでした。
通歴は9年のASH(39才♀)です。長年やっててもマシンのことは全然わからないんですけど。
もともとこの世にワープロが出回る前に英文タイプを習ったことがあって、初めてワープロやパソコンを触った時には既にタッチタイプで、練習しようと考えたことはありませんでした。
8年ほど前、親戚の高校生(当時)に「自分もそういうふうに下を見ないでタイプできるようになりたい。」と言われ、Nifty会員の友人に尋ねて、紹介してもらった練習ソフトがACTでした。当時は、シェアを払うとフロッピーディスクを送って下さったんですよね。
親戚の子のために手に入れたソフトですが、実際に使ってみたらすっかり自分がハマってしまいました。「英文タイプを習った時にこんなのがあったらどんなに楽だったろう!」と思ったものです。
ロートルのMS−DOSマシンが去年壊れてしまい、Minuteの記録は残っていないのですが、童謡でローマ字250打ぐらいまで頑張りました。
その後しばらくご無沙汰していたのですが、3年ぐらい前に、当時Niftyの障碍者フォーラムでやっていた、チャットを利用して聴覚障碍者にテレビ番組の音声を伝える活動に参加するようになりました。
そこで、トップスピードならカナ漢字変換後の文字列で300字/分近いと思われる一流入力者(親指シフト)の華麗なタイピングを目の当たりにして、俄然向上心が燃え上がり、またしばらくACTのお世話になりました。
一人で黙々と練習していた頃は、ローマ字250打(童謡)で精一杯だと思っていましたが、自分が打つ文字を待っててくれる人がいたり、連携している(一人で音声日本語を入力し続けるのはどんなに速くても不可能ですから)仲間を待たせまいという気持が働いたりするせいか、この活動を通じて思いの外上達して、3ヶ月ほどの間にローマ字430打(童謡)ぐらいに達しました。
Minuteの数字はやはり覚えていません、すみません。今やってるWactの記録は、ローマ字255打です。童謡では、一度だけローマ字500打を越えたことがあります。どうしてこんなに差が出るんでしょうね?
チャッターで、Minuteのファンファーレに快楽を感じる、私のような方なら、この音声文字通訳を楽しめるタイプかもしれません。今はNiftyではなくIRCに移動しています。
私は今はカナを練習している最中で、“急がず確実にタイプ”することが必要な段階なのでお休みしていますが、Minuteの記録の伸びが鈍くなってきた段階の方で、もし興味がおありなら、遊びに行ってみて下さい。
きっといい気分転換になりますよ。タイプ練習は退屈なものですが、この文字通訳では退屈してる暇がありません。セリフの合間にはテレビの内容を肴にチャットが盛り上がります。
去年の末から、ローマ字からカナへの移行に挑戦していて、こんどはWactのお世話になっています。
Wactがなかったら、移行なんて野望は持たなかったと思います。英文タイプを覚えた時の苦労を一からやり直す気力はもうありません。Wactがあれば、「下を見るまい!」と努力する必要がありませんから。
英文タイプでJJHJJJHJなどと延々と練習したのを、そのままカナに置き換えて、ままくまままくま…ままもまままもま…と延々続く全ての指の練習(.wr)ファイルを自作して日々練習し、文字の配列を把握してからは、ミスタッチが0になるまで童謡を打ち続けました。
半年で、なんとかカナで153打(Minute)の記録が出ました。童謡だと200打を越えることもあります。まだまだローマ字の方が速いのですが、何とか実用になってきました。
今は、好きなロックバンドの歌詞の練習ファイルをつくって、歌いながら練習しています。
目標はMinuteのカナ200打です。
ASH