のらさんから上達記が寄せられましたので紹介します。

上 達 記 (8)



のら 98/02/01

 私がWactと出会ったのは、2年前のことです。パソコン歴は割と長かったのですが、自分の高年齢と指の障害のせいにして、長い間2本の指で、ポツポツとやっていました。タイプ練習ソフトはそれまでもいくつか試したりしていました。でも単調すぎて飽きたりして逆にタッチタイプはますます自分と縁が遠いモノだと決めつけていました。

 それがWactをやってみて、驚きました。一週間後、基本である指の使い方から、ホーム、慣用句練習と順を追って練習するうち、何の抵抗もなく、タッチタイプを行っている自分を発見しました。

 またWactの中のMinuteという一分間練習は、成績のグラフもあり、練習で新記録を出せばファンファーレが鳴るなど、飽きっぽい年配者の私も十分に燃えさせてくれました。

 2年間経過した今、私の成績は、ローマ字一分間196タッチです。この数字は、Wactの会議室では最低の方です。しかし、Wactに出会わず、一本指でやっていたら数字ではかることさえ不可能だったでしょう。


 この2年間励ましあったWactの多くの仲間たちが、R100から200、300と見る間に上達し400を越えるのを見て来ました。これはこれで驚きですが、私にとってのR196は上達の速度こそ極端に遅いですが、ナニモノにも代え難い到達点であると思っています。
 会議室では、通信やパソコンのことなども教わりました。タイプの上達だけではなく、新しい時代に即応していけるのも、Wactの仲間たちのおかげと思っています。

 高年齢者の方、若干の障害をお持ちの方、一緒にタッチタイプやりましょう。パソコンやワープロを我らの手に、です。

 会議室での名=のら
 年齢、57歳。
 職業=印刷・自営



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