上 達 記 (6)



Sun, 18 Jan 1998
ぴぃたぁぱん♪


 僕がWactと出会ったのは’96年3月、当時41歳の時です。前年の夏に初めてWindowsマシンを購入し、インターネットとニフティサーブに入会しました。かなり以前にBASICで動作するマシンとワープロには触れていましたが、タイピングに関しては全くのデタラメ、人差し指だけでキーを見ながらポツポツ打っていました。

 そんな僕がWactと出会ったのは全くの偶然。パソコンにある程度馴れてきて圧縮ソフトの解凍&インストールなどが出来るようになると、それが嬉しくて何か良いソフトはないかと探していて、たまたま購入したオンラインソフトの雑誌でWactの記事を見たのです。

 「ふむ・・・タッチタイピングかぁ」その時の自分にしてみたら夢のようなことです。出来るかどうか分からないけどチャレンジしてみようと思い立ち、すぐにニフティからダウンロードしました。難しかったです。肩も凝りました。自分には無理だなと思う反面、負けん気が強いこともあり何とかもう少しと思い直し、疑問に思っていたことをWactのサポート会議室に質問してみたのです。


 それは「タイピングをするとき手首は下にくっつけるものなのか、それとも浮かすものなのか」というものでした。その質問に対して、会議室のみなさんは速攻で答えてくれました。歓迎の言葉と共に、自分の体験なども披露して下さって・・・。答えは「要は自分の打ちやすいスタイルにすればよい」ということで、すごく気が楽になったと共に、みなさんの素早い対応に感激でした。一通りキーの位置を指に覚え込ませるまではWact自体の良さには気付いてなかったように思います。それより会議室のみなさんの温かい励ましと御指導によって続けられたのでしょう。

 ところがMinuteをするようになってからです。もうタイピングすることが楽しくて楽しくて仕方がなくなったのです。やればやるほどタイピング速度が速くなっていくのが目に見えるのですから。もちろん会議室のメンバーとのレベルアップを競うバトルや励まし、それが一層やる気を起こさせてくれたのは言うまでもありません。おかげで、初めて4月に発表した記録R66(不確かです)が3ヶ月後にはR300を超えたと記憶しています。

 タイピングがスムーズになり、タイピングしていることを意識しないようになるとパソコンって本当に楽しくなります。パソコン、買ったけど埃をかぶってるという方が多いと聞きますが、きっとタイピングがネックになっているのでしょうね。そんな方達に是非Wactを、そしてサポート会議室の利用を強くお薦めします。

 余談ですが、若い頃バンドを組んでいて先日久しぶりにライブをすることになりました。 長年ギターを触ってなかったのですが、思いの外指がスムーズに動いたのはWactのおかげだと思っています・・・思わぬ副産物(笑)



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