■はじめてのときめき、はじめてのWindows7
世間では「パソコン(インターネット)を使えない奴は使えない。」という変な風潮があるのを、パソコンを持っていない私は苦々しく思っていました。しかし、パソコンおたくの友人の家に遊びに行く度に「
パソコンを買え。」と説教されます。私は「誰がパソコンなんて買うものか。」と抵抗していました。しかもWindows Vistaとかいうのは評判が悪いそうですし。
ですが私もとうとう観念してパソコンを購入することにしました。理由はWindows7マシンの登場です。また友人の山本(以降Y氏と呼ぶ)がWactというタイピング練習ソフトの作者だったこともあります。「
絶対にタッチタイピングにしてやるよ。」「
その後はインターネットやExcelやWordも無料で教えてやるよ。」と言われたのも心強かったです。
パソコンを購入しようとすると、そのY氏が注文をつけ始めました。「絶対にデルのマシンにしろよ。」って、確かにパソコンに詳しいことは分かりますが、いちいち指図されるのも癪なものです。ですが、何を買ったらいいのかすら分からないので、アドバイスに従い、デルのWindows7ノートパソコンを8万円弱で購入しました。
Y氏は
Windows XP互換モードがある
Windows7のProfessional版を薦めましたが、今から始める私には、少しでも安い方がいいと思えたのでHomeにしました。
あとはY氏の薦めに従い、通信回線はeo光にしました。Y氏はBフレッツを使っているので説得力がない感じですが、近いうちにeo光に変更するそうです。
そこまでは順調でした。私は10万円もかけずに最適の?パソコンと通信回線を入手できたからです。
良く分かりませんが、デルも間違った選択ではないのでしょう。あとY氏が言うには、「プリンタも必要ないから今は買うな。印刷したいものがあったら、USBメモリに入れて持ってきてくれ。私のプリンタで印刷してやる。」と言ってくれます。
「あぁ、持つべきはパソコンおたくの友人」ですね。しかも家も徒歩で2分のところに住んでいるし、これは心強いです。
Y氏が言うには、「今の君にはWordもExcelも不要だ。とりあえずはOpen Officeでも使えば足りる。」とのことです。
■鬼コーチの特訓
ですが、そこから本当の試練が待っていました。友人のY氏はタイピング練習ソフトを20年間に渡ってシェアウェアとして流通させているそうです。Y氏曰く「シェアは要らないから、朝の8時半から9時まで、私のパソコンルームに来てくれ。タイピング技術を叩き込むから」とのことです。
そんなわけで、朝の友人宅ではWact、夜の自宅のWindows7マシンではWactNetの練習を強いられることになりました。