「IBCラジオ・チャリティー・ミュージックソン」 IBCラジオ684KHz
テーマ曲「ソレアード」
 
 ニッポン放送などでは「ミュージックソン」と略していますが、岩手では「ラジソン」で通っています。
 IBCの「ラジソン」はレギュラー番組を移動や休止し、協賛各社の名前を読み上げるだけでCMがありません※。まさに24時間ひとつの番組として放送され、ゲストとアナウンサー、パーソナリティー、スタッフ総動員で4台の通りゃんせ号と岩手県内16ヶ所の愛の泉でボランティアの方々と募金を呼びかけます。
 内容は、24日正午から夜までと翌朝から正午までは盛岡のIBC本社へ募金に来られた方へのインタビュー、通りゃんせ号や愛の泉とをつないで各地の様子を時間の限り伝え、夜は地元ゆかりの歌手やアマチュア・ミュージシャンの演奏、そして募金とともに寄せられたメッセージを24時間の放送中随時紹介したりと、派手さはありませんが《ラジオの基本》がこの24時間に集約されている感じがし、チャリティー番組というより師走の岩手の表情をうつしだす生放送ドキュメンタリーといえます 。「ラジソン」と略しているのはこんなところからきているのかもしれません。

※24日夕方のネットニュースと25日朝の「歌のない歌謡曲」をのぞく(ただし「歌のない歌謡曲」もCMなしで寄せられたメッセージを紹介するなど「ラジソン」仕様 で放送)。

 
 
上記は2002年に掲載したものです。今年のラジソンは協賛各社の名前を読み上げるところは変わりありませんが、ネットニュース以外にも一部ネット番組やCMが流れています。おそらく25日正午から開局特番が2時間入り、通常番組やCMの移動枠が少なくなっったためかもしれません。