軽米
タイトル
町長と特定課題を語る会3
雑穀振興をテーマに意見交換。
雑穀懇談会(町長と特定課題を語る会)が十月十三日、町農村環境改善センターで開かれ、生産農家や加工、流通関係者など三十人が参加しました。主な内容を紹介します。

生産や加工、流通などの観点から
雑穀振興を話し合いました
○ヒエなど雑穀生産の課題は収穫と乾燥だ。町で収穫と乾燥の機械を導入して援助してくれれば生産者は増えるのでは。
町側:雑穀振興には町としても力を入れており、来年度から重点地区を指定して土地利用に努めたい。機械導入は県と協力し、補助事業を活用しながら推し進め、すそのを広げたい。
○クッキーの工場を作るなどイメージづくりのためにも雑穀軽米をアピールする必要があるのでは。
町側:たとえば「奥中山高原」は一定の評価を得て、レタスだけでなく、ほかの野菜にも二次的効果を生み出している。町としても健康食としてのヒエなど雑穀のイメージを売り込みたい。
○首都圏ではアレルギー性障害のある人は真に安全なヒエなど雑穀だけを頼っている人もいるので、命を預かる産業と考えてはどうか。
○雑穀をケーキや大福もちの中に入れるとか新しい需要を考え
てほしい。健康や美容によい、などの点が見直されると若い世代にも受け入れられるのではないか。
○小麦やとうもろこしなどのように成分分析と加工開発が必要だ。
○将来の食糧危機を救う作物の一つが雑穀ではないか。雑穀は安定生産へ品種改良が必要だ。
○生産調整した田に雑穀を奨励してはどうか。
○産地で二次加工品や販売に取り組むことが必要だ。
○産地や生産者表示など消費者が安心して買える流通の透明化が必要だ。
○ヒエの栽培面積を増やすには馬産振興が必要だ。
○ミレットまつりでメニューに馬肉を加えるなど馬産振興を進めてはどうか。
○認証制度の研究と合わせて、軽米町産をPRしてはどうか。
○全国に先駆けて健康ルネサンス(文化復興)宣言をしてはどうか。