軽米
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町民大学が開講
前田さんが「話し方」を講演
 平成九年度の町民大学が七月三日、町農村環境改善センターで開講し、九十五人が受講しました。開講式の後の必修コース第一回講座では「心に伝わる話し方」と題して、IBCアナウンス学院副学院長の前田正二さんが講演しました。前田さんはアナウンサーの経験や「話し方教室」の実例をユーモアを交えて紹介しました。講演の主な内容は次のとおりです。
 「話しの三要素は言葉と声と態度だ。口の開け方で言葉が変わってくる。まっすぐ立って相手の顔を見ながら話すといい印象を与える。上手な話のためには明るく、正しく、分かりやすく話すことが大切だ。言葉が人の心をリードしている。ほめてからアドバイスすると人間関係もうまくいくことが多い」
寿大学がスタート
アコーディオンと替え歌で合唱
 高齢者教室の寿大学が六月十二日、中央公民館で開かれました。本年度は百四十六人が受講。第一回講座では「老いを楽しく生きる」と題して、滝沢村芸術文化協会事務局長の高橋欣 さんが講演しました。
 高橋さんは元小学校長。自らの体験を交えて、「人と人とが触れ合って初めて人間となり、人の情けを感じたときに楽しくなる」と講義。最後は高橋さんのアコーディオン演奏で「星影のワルツ」の替え歌「幸せのワルツ」を全員で合唱し、拍手が鳴りやみませんでした。