軽米
タイトル
乳児との触れ合い学習
 高校生が乳児と触れ合う機会を通して父性や母性の意識を高めようと「ふれあい体験学習」が6月2日、健康ふれあいセンターで開かれました。県立軽米高校の2年生121人が参加。子供を抱いたり、離乳食をあたえたり、母親から育児体験を聞いたりしました。「ふれあい体験学習」は年6回開かれます。
井戸畑センさんが100歳
 井戸畑センさん(平)が6月11日で満百歳の誕生日を迎えました。井戸畑さんは明治30年生まれ。現在、町の最高齢者で、百歳は故・古里タマさんに次いで2人目です。平澄芳町長は「百歳おめでとう。名前のように千歳まで元気で長生きしてください」と町からのお祝い金50万円と色紙、置物を贈りました。井戸畑さんは病院通いもなく元気で、「食前酒とおフロが楽しみ」ということです。
リハビリの活動交流
 近隣四市町村のリハビリ教室交流会が5月21日、健康ふれあいセンターで開かれました。交流会は町の呼び掛けで今回初めて実現したもので、一戸町と浄法寺町、九戸村の教室から50人が参加しました。参加者たちはタオルでほおかぶりをしてリレーしたり、大きな輪ゴムをくぐったりするなどリハビリを兼ねたゲームで親睦を深めました。 
推理作家デビューを祝う
 北上秋彦さん(蓮台野、47歳)の長編推理小説「種の終焉(おわり)」の出版記念祝賀会が5月24日、ホテル東日本(盛岡市)で約120人が参加して開かれました。高橋克彦さんと三好京三さんの二人の直木賞作家が発起人となり、平澄芳町長も激励に駆け付けました。北上さんは「三年前から高橋克彦さんに師事しており、夢がかないました。これからも多くの人に面白く読んでもらえる小説を書き続けたい」と意欲的です。「種の終焉」は事故で足が不自由になった情報分析官がインターネットなどを駆使し、国際的な陰謀を阻止するというサスペンス小説です。
勝山号をしのび慰霊祭
 軽米町産で「甲功賞」受賞の名軍馬「勝山号」の死後50年をしのぶ慰霊祭が6月23日、鶴飼地区の久慈平神社で行われました。勝山号は昭和8年に鶴飼清四さん(故人)宅で生まれ、岩谷堂町(現江刺市)の伊藤新三郎さん(故人)に買い取られ、日中戦争を転戦。14年に受賞し、22年に死亡。軍功抜群で、サトウ・ハチローさんが作った童謡「勝山号をた へませう」は戦前にレコード化されたほどです。一昨年7月には分骨式が行われ、江刺市の墓から61年ぶりに里帰りしました。
保健推進協が記念植樹
 町保健推進員協議会(久保田ミサホ会長)が結成20年を記念して6月23日、健康ふれあいセンター前にヤエザクラを植樹しました。また、健康ふれあいセンター前の花壇にサルビアやマリーゴールド、ベゴニアなど7種類の花の苗2000本を植えて、デイサービス利用者の目を楽しませています。
年齢を感じさせない早さ
 町老人クラブ連合会(中野徳松会長)の第23回スポーツ大会が6月17日、町営運動場で開かれました。ゲートボールリレーやモトクロスボール、安全運転リレーなど趣向をこらした競技に年齢を感じさせない動きを見せ、お互いの親睦と交流を深めました。