軽米
タイトル
町総合防災訓練
消防団は全分団が出勤
県のヘリも空から消化活動
 町の総合防災訓練が四月十一日、町役場を主会場に行われ、町消防団(横井内留次郎団長)や役場職員、婦人消防協力隊など約六百人が参加しました。町では初めての大規模訓練で、火災に備えてきびきびとした動きを展開しました。
 訓練は町役場税務課付近から出火し、中央公民館に燃え移り、強風にあおられ向川原地区(志田森)へと延焼したーという想定で行われました。火災発生を受けて町消防団は全分団出動。三十台の消防車両が建物火災と林野火災の防御にあたりました。
 町役場では、役場庁舎に放水し、二戸消防署のはしご車が三階から逃げ遅れた職員を救助しました。県の防災ヘリ「ひめかみ」は雪谷川防災ダムから取水し、志田森の山林火災現場で空中消火活動を展開しました。
 婦人消防協力隊による炊き出し訓練も行われ、会場は本番さながらの緊張感に包まれていました。