軽米
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軽米地区暮らしを考える集い
〜輝く女性の知恵が地域を変える〜

 「第20回軽米地区暮らしを考える集い」が1月13日、農村環境改善センターで開かれ、町と九戸村の農家の女性150人が参加しました。
 大会は軽米地方生活改善グループ連絡協議会(畑中弥生会長)と軽米地域農業改良普及センター(安藤誠所長)の主催。「いきいき輝く女性の環境づくり」をテーマにしたシンポジウムでは脇沢幸子さん(九戸村)と袰主きせ子さん(高柳)、田村信悦さん(西根町)、石母田れい子さん(金ヶ崎町)の4人が事例発表をしました。
 脇沢さんは「農業は自分で作りたいもの、食べたいものが作れる。自分なりに目標を持ち、輝きながら生きていける農村の環境はすばらしい」と話しました。袰主さんは農業改良普及センターの主催のステップアップセミナーで農業に対する暗いイメージが変わり、ホウレンソウ栽培の取り組みで見いだした農業の面白さを紹介しました。田村さんは「経営主である父との間で給料や労働時間、休日を決める契約を結び、生活のメリハリや仕事への責任と自覚が生まれた」と語りかけました。石母田さんは「『水沢地方農業担い手女性塾』の代表を務め、昨年12月に県内の女性に呼びかけて『輝く女性の夢を発信する集い』を開催し、200人が集まった。夢を現実にする努力が女性を輝かせ、地域を変える」と強調しました。
 「手作り品交換市」では農産加工品を交換し、交流を深めました。
 名刺コンクールと町のホームページキャラクター「ヒエポン」人形コンクールの表彰式も行われました。入賞者は次のとおりです。(敬称略)
【名刺コンクール】
  ●最優秀賞  小笠原カチ(軽米町若葉会)
●入賞  田沢美佐子(九戸村)
 上山りえ(軽米町野菊会)
【ヒエポンコンクール】
  ●最優秀賞  軽米町わの会(代表・苅谷由香子)
うわあ、オイラうれしいよ〜っ!


青少年フェスタ
〜児童・生徒が町づくりへ提言〜

 青少年健全育成町民会議(鶴飼義雄会長)主催の青少年フェスティバルが2月15日、農村環境改善センターで開かれ、町内の小中学生、高校生、一般町民など約160人が出席しました。
 意見発表では坂本匠君(軽米中1年)が「心を一つに」、上村初美さん(晴山中3年)が「甘かった自分」、上野山小百合さん(軽米高1年)が「最後の学生生活をエンジョイしたい」、小松原秀和君(軽米高1年)が「福祉とその心」、湯川太郎君(笹渡中2年)が「海外派遣体験報告」と題して熱弁をふるいました。
 小中学生、高校生5人による「こんな町であったら」と題したシンポジウムも行われました。「生活体験できる『民俗学』のような施設がほしい」(橋場勝次君・増子内小6年)、「文化施設を整備し、緑を生かした町づくりを」(田代真理さん・小軽米中2年)、「生涯学習を進め、魅力を感じる職場がほしい」(中村理恵さん・軽米高2年)「企業誘致を進め、緑を残した交通網の整備を」(松山正幸君・軽米高2年)「スポーツを振興し、各種大会で良い成績を残して軽米の名を高めよう。雪を活用した町づくりも重要では」(清藤浩章君・同1年)などの意見が出されました。
 大会では全国や県のスポーツ大会、文化活動で活躍した児童・生徒への表彰式(10団体41個人)も行われ、アトラクションでは軽米高校吹奏楽部が華麗な演奏を披露しました。