指揮車(指令車)広報車

 指揮車(指令車)は、火災現場で指揮を執る消防署長などが乗車して出場する車両です。消防無線はもとより、自動車電話、ファックスなどを搭載している車両もあります。
広報車は、防火広報などに使われる他、警戒活動、人員や資器材の輸送、事務連絡など幅広く使われています。
 指令車、広報車は各署所に、ほぼ必ず1台は配備されています。ベース車もワンボックス車、RV四駆型、ワゴンライトバン型と各消防本部で様々あり地域ごとに特性がでています。








胆沢地区消防組合 水沢消防署
指揮車
日産 エルグランド
車内後部に無線指揮台を設けています。
警光灯はウィレンのライトバー、車両後部には赤の他に青色のキセノンフラッシュを
装備して視認性を向上させています。




宮古地区広域行政組合 消防本部
指令車
トヨタ ハイエース







遠野地区消防事務組合 消防本部
指揮車
トヨタ ハイエース
車両後部に無線指揮台を設けています。




北上地区消防等組合 消防本部
指令車
トヨタ ハイエース
回転灯の他に、ウィレンのフラッシュランプを装備しています。





江刺市消防本部 江刺市消防署
広報車
スバル フォレスター



北上地区消防組合 北上消防署
指令車
ホンダ アコードワゴン
衛星電話を装備




両盤地区消防組合 一関消防署 平泉分署
連絡車
ホンダ ステップワゴン
警光灯はパトライト社のハイブリットタイプです。
外側がキセノンフラッシュ、内側が従来の回転灯で視認性に優れています。




岩手県防災航空隊
 人員輸送車
三菱 デリカ
防災航空隊の地上班が現場まで出動するときに使用されているようです。ヘリコプターと同じカラーリングです。
バックミラーに映るときに読みやすいように裏文字で「岩手県防災航空隊」と表記してあります。



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