このコーナーでは、私の住んでいる地方の隠れた名所や旧跡の紹介等をはじめ、地域の話題を取り上げたいと考えています。




 念願の北海道にようやく行ってきました。 岩手と北海道は比較的近いのですが、なぜか今まで縁がなく、一度も行ったことがなかったんですよ。

 
青森までは高速道路で約2時間半、青森からはフェリーで約4時間半、午後1時すぎに函館に到着しました。 目当てはスパゲッティです。 というのも、函館市本町にあるスパゲッティハウス・パスタリアのマスターは、学生時代、私と同じ下宿パスタリアの名刺であり、同じ釜の飯を食った仲間なんです。

 場所はすぐ分かりましたが、店内は大変混んでおり、マスターは調理の真っ最中でした。 30分くらい待ってようやくテーブルに座ることができましたが、 味は、私の想像を遙かに越えていました。 食通ではありませんので、テレビのグルメ番組のような表現はできませんが、とにかく美味しいの一言に尽きます。 種類も豊富ですし、午後2時を過ぎても客足が絶えないというのもよくガッテンいたしましたね。

函舘山からの夜景 マスターとは、約
30年ぶりの再会でしたが、学生当時よりも恰幅がよくなり、貫禄も一段と増しておりました。
 お客さんが途切れないため、のんびり思い出話にふける余裕もありませんでしたが、マスターの元気なお顔を拝見できたこととパスタリアの味を堪能できたことは最高でしたよ。

 本格的なスパゲッティを味わってみたい方は、ぜひ一度パスタリアを訪れてみてください。 決して後悔はしないと思います。



(H14.9.8)
 DIY店の開店記念で金魚3匹をもらったのは、今から10年以上も前のことです。縁日松かさ病の金魚の金魚すくいで見かけるような体長5センチメートル程度の小さい金魚達でしたが、いつの間にか15センチメートル以上に大きくなりました。 毎日エサをやっていると馴れてきて、水槽に近づいただけで寄ってくるんです。可愛いものですね。

 そして、よく産卵もしました。気づかないでいると親たちが卵を食べてるんです。あわてて卵を別な水槽に移し、何とか孵化させたりしましたが、育て方が悪かったのでしょう。体長が3〜4センチメートルくらいで皆死んでしまいました。とても残念でしたよ。

松かさ病の金魚 なお、親たち3匹は、とても元気で食欲も旺盛でしたが、寿命には勝てないようで、赤色もすっかり抜け落ちてしまい、数年前に1匹目が死にました。

 最近、2匹目が
松かさ病にかかってしまいました。 身体がパンパンにふくれあがり、鱗が逆立って剥がれはじめたんです。HPを検索して治療方法を探したんですが有効なものは見あたらず、可哀想でしたがどうすることもできず、先日2匹目も死んだのです。

 一匹目のお墓の隣に埋葬してやったわけですが、その晩のお酒は、ちょっとほろ苦く感じましたね。生き物を飼うのはこれがイヤなんですね。 広くなった水槽で、残った最長老の1匹が寂しそうに泳いでいます。


 子供のアパート探しのために上京してきました。自分の学生時代と比べると、設備的にも金銭的にも隔世の感がありますね。私の時は、昭和40年代後半のことでしたから、比べること自体間違っているのでしょうが、世代の違いをつくづく思い知らされましたよ。あんパンとインスタントラーメン

 
私が4年間お世話になったのは、下宿でした。下宿というのは、簡単に言えば食事付きのアパートみたいなもの。今でこそあまり見かけなくなりましたが、当時は、まだまだ下宿も多かったのです。

 私が入ったところは、東京理科大生、法大生、日大生、予備校生等5名が入居しておりました。ほとんど家族みたいな付き合いのため、孤独感もなく楽しかったですよ。しかし、予備校生さんだけは、うるさくて勉強できなかったと思います。勘弁してくださいね。(^^;)

 当時、夕ご飯は食べたものの、夜中まで起きていましたから当然お腹が空き、夜食を求めて毎晩のように出歩いたものでした。皆、貧乏学生でしたから飲食店に入るようなことはせず、深夜まで営業してくれる食料品店でインスタントラーメンやパンを買って帰り、皆で作って食べましたよ。おばさん一人でやっている小さな店でしたが、コンビニなんてなかった時代、大いに助かりましたね。

 
カップヌードルが新発売され、爆発的人気となったのもこのころです。私は、インスタントラーメンの方が好きでしたから、
お陰で、目をつぶって食べてもメーカー名が100パーセント分かるほどになりましたよ。なお、私のお気に入りは、小倉あんパンサッポロ一番みそラーメンの組み合わせでした。

 甘いあんパンを食べて、しょっぱいみそラーメンを食べる。本当に美味しく感じましたね。この二つは、今でも同じデザインで発売されている超ロングセラー商品です。今では、健康のことも考えて、インスタントラーメン類はあまり食べないんですが、昔を思い出したついでに、久しぶりに絶妙コンビにトライしてみました。しかし、残念ながらピンとこなかったんです。味が変わったと言うよりも、私の方が大きく変わったんですね。


 自宅の庭が殺風景なので、周囲に生け垣が欲しくなりました。どんな木を植えるか検討した結果、落ち着いた感じのキャラ(イチイ)が良さそうだったので、専門業者にお願いして周囲に植えたのです。イチイの木
 
 間もなく、転勤のため自宅は空き家となったのですが、元来庭木いじりなど興味のない私です。
プロが植えたのだから大丈夫だろうと安易に考え、生け垣を数年間ほったらかしたところ、それが命取りでした。キャラは生育が遅いと聞いていましたので、伸びなくても気にしていなかったのですが、成長するどころか、いつの間にか枯れてしまったのですよ。
masaki
 原因については、冬期間、霜柱等で土が盛り上がり、キャラの根が土中からすっかり浮き上がったことのようでした。この近辺は、かなり冷え込む地域ですし、霜柱も半端ではありません。土がものすごく盛り上がるんですね。

 なお、根が浮き上がっても、きちんと踏みしめるなど手入れをしてやれば大丈夫なそうですが、当時は、そんなこと考えもしませんでしたから、キャラには可哀想なことをしてしまいました。

 しかし、不思議なことに30本ほど植えた中で、たった1本だけは元気なんですよ。今では結構大きくなっていますし、本来なら、立派な生け垣になったのにと返す返すも残念でなりませんね。

 それから、しばらくはやる気も起きず、垣根は荒れ放題だったのですが、やはり、生け垣が欲しくて、先日、庭木市場に行き、安い木(マサキ)を買い求めて植えました。今度はうまく根付くかどうか分かりませんが、数年後が楽しみですね。



 子供の頃は、夏休みや冬休みが待ち遠しかったわけですが、とりわけ夏休み中のザッコ取りが楽しみでした。ザッコ取りとは、水中メガネをかけて川に潜り、雑魚(主にハヤ、カジカ等)をヤスで突いて取ることを言うのです。ほかに水中メガネをかけて潜る木箱の底にガラスを貼り付けたガラス箱で水中をのぞきながら取る方法もありましたが、水中メガネをかけて泳ぎながら取る方が好きでしたね。

 魚をヤスで突くには技術が必要です。スイスイ泳いでいる魚はとても無理でしたから、岸辺の葦の根元や大きな石の下にひそんでいる魚をターゲットにするのがコツでした。 カジカだけは、泳ぎが直線的で短距離しか移動しませんので突きやすかったですね。

 カジカは、清流に住むハゼに似た白身の魚であり、美味しいですし、ウナギ漁の置きバリの餌にもなるオールマイティなザッコです。 昔はたくさんいましたが、今ではほとんど見かけなくなりました。

 取った
魚は、エラに葦を通して持つのが一般的であり、取った都度次々に積み重ねていきますから、誰がどのくらい取っているのか一目で分かりましたし、漁獲量の多い者ほど自慢そうにぶら下げるんですよ。

 夏休みの前半は、ザッコ取りに終始しますが、後半になりますとザッコ取りにも飽きて
水浴び(水泳のこと)が中心になります。川には、広い深みになった場所が所々にありました。そんな淵に子供達が集まっては泳ぎ、身体が冷えれば太陽熱で熱くなった岩にくっつき暖めたりして川で一日中過ごしたものでした。

 雰囲気は、矢口高雄さんの漫画や著書に出てくる故郷の川を想像してもらえばイメージがわくと思いますが、今の川は汚れていますし、ガラス破片など危険でとても裸足では歩くことができません。


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