このコーナーでは、私の趣味のうち、主としてスポーツ等動的なものを取り上げてみました。 最初にお断りしましたようにオール低レベルであり、下手の横好きとは私のことです。


 H14年の岩手山登山では、両足が次々に痙攣を起こして一時歩行困難に陥るなど、体力の衰えをつくづく痛感させられましたので、H15年は、ある程度トレーニングを行い、準備して再度チャレンジしました。

 トレーニングメニューは、次のようなものであり、半年以上続けたのです。

  職場ではエレベーターを使わず、階段を登る。 約230段
  週2〜3回は歩く。 約40分
  土曜日はジョギングをする。 約1時間
  日曜日は水泳をする。 約1時間

 もちろん、計画通りできないことはありましたし
、身体も1年分老化しているわけですから、体力的には、よくて現状維持ぐらいかと考え、効果はさほど期待しないで登山したのです。岩手山の火山警報機

 トレーニングの効果測定のため、ルートは、前回と同じ
焼走りコース(行程6.7km)を選びました。 しかし、万一を考え、今回はできるだけ足への負担を軽くするため、歩幅を小さくし、段差もできるだけ低い箇所を選んでゆっくり登りました。

 結果は
大成功でした。 休憩もほとんど取ることなしに登頂できたのですよ。 昨年よりペースダウンしたこともありましたので、登りではトレーニングの効果がよく分かりませんでしたが、下山の時にはよく分かりました。 前回のように歩行困難になることもなく、快適に下りることができたのです。

 リベンジ登山の結果、安全で快適な登山をするためには、私の場合、今回程度のトレーニングは必要であることがよく分かりましたし、やればまだ体力はアップしますし、中性脂肪等も減り健康管理にもなりますので、今後も継続したいと考えております。


 岩手山(2038m)の噴火騒ぎが、ようやく小康状態になりました。入山規制も一部解除されましたので、久しぶりにトライしてきましたよ。今まではオーソドックスな柳沢コー岩手山山頂スから登っていましたので、今回は、気分を変えて、初体験の焼走りコースを選択したのです。

 
焼走りとは、享保の噴火で流出した熔岩流のことです。特別天然記念物に指定されているものですが、山麓一帯が黒い熔岩に覆われた景観は壮大で、一見の価値がありますよ。

 登り口で登山者カードに記入して登山開始です。このルートは、わりと登りやすいと言われていますが、久しぶりですからゆっくりペースで、時間をかけて登りました。

 天候にも恵まれ、8合目まではかなり順調に登ることができました
が、ここで第一のトラブル発生です。リュックにぶら下げていたトランシーバーを落っことしたんですよ。やけに無線が静かだと気づいたときは後の祭りです。高価なものですから探さざるを得ません。苦労して登った道を逆戻りする情けなさ・・・、何とか見つけたものの大きなロスタイムとなり、体力的にも精神的にも一気に疲れが出ました。

 
その後、足場がザクザクの難所もクリアし、約3時間半ほどで山頂に着きました。本来なら、ここでパノラマの眺望を楽しみながら昼食となるわけですが、あいにくガスで視界がききません。さらにフリーザーの冷気みたいな強風が吹きまくっているため、汗びっしょりの身体がたちまち凍えそうになるほどです。ピンク色のこまくさ

 
仕方がなく、吹きさらしの中で慌ただしくおにぎりを食べ、早々に下山したわけですが、
ここで第二のトラブル発生です。ちょっとした落差を飛び降りた瞬間、右の太ももに激痛が走り身動きできなくなりました。

 まだ3分の1も降りていませんので、ここで肉離れでも起こしたら一大事です。思わず冷や汗が出てきましたね。幸い、
しばらく安静にしていたら痛みが治まり、歩行可能になりましたので、以後は段差を飛び降りるようなことはしないで慎重に下山を続けました。

 そして、五合目付近まで降りたところで
第三のトラブル発生です。左足に負担が生じたらしく、小休止で腰をおろそうとしたら、今度は左の太ももに激痛なんです。いや参りました。結果的には、何事もなく無事に下山できたのですが、脚力の衰えをつくづく思い知らされました。

 ほかにも飲料水不足などトラブルだらけの岩手山登山でしたが、
可憐なこまくさに出会えたのが救いでしたね。それともう一つ、登山靴を脱いだときの爽快感、スキー靴を脱いだときに勝るとも劣らずです。登山の魅力は、脱靴時にありですよ(^^:)


水を飲んだらバテる?編
 空手の合宿は、下級生にとってはただ厳しいだけで、楽しいことなどほとんどありませんでした。練習そのものは言うに及ばず、練習を終え合宿所に帰ってからも、食事の準備、先輩方のお使いやマッサージなど雑用で息つく暇もなかったのです。ようやく布団に入っても目が覚めれば魔の一日の始まり・・・寝るのが嫌だった記憶がありますよ。運動部経験のある方は、この気持ち分かりますよね。練習中段突き

 ところで、特にきつかったのは
のどの渇きでした。当時、水分は疲労の原因と言われており、水を飲むとバテてしまうというのが常識だったのです。合宿では一日最低6時間以上練習をしますので、体力に自信のない私は、水分を控えざるを得ませんでした。

 特に夏季合宿は、思いっきり汗をかきますし、飲んではいけないと思えば思うほど余計のどが渇くんです。1年生仲間は、飲んだらやばいぞ。我慢しよう。とお互い励まし合って渇きに耐えたのですが、当時、合宿先の自販機で売られていた
牛乳瓶入りのリンゴジュースが目の毒でしたね。冷たくてとっても美味しいんですが、じっと我慢の子ですよ。しかし、ビールが欲しいとは考えませんでしたから当時は真面目だったんでしょうね(^^;)。
十和田湖でのひととき 夏合宿の最終日、午後の一番きつい練習が終わると、その場に思いっきり冷えたスイカが持ち込まれます。これがこの世のものとは思われないほど美味しいんです。夢中でかぶりついたものですよ。夏合宿の数少ない楽しい思い出と言えますね。なお、あれほど飲みたかったリンゴジュースも、合宿が終わった途端、大して飲む気にならないんですから、人間は本当にげんきんな動物です。

 現代のスポーツ医学では、運動中に水分を控える必要はなく、むしろ逆で、脱水症状にならないためにも、水分を適度に補給する必要があるそうです。そう言えば、当時でも、
水を飲んだからといって悪いことはない。飲みたかったら飲んでもいいんだよ。と言っていた先輩がいたのです。まさに先見の明があったわけですが、私は先輩の言うことよりも当時の常識の方を信用してしまい、無駄な苦痛を味わっていたわけですよ。

 水分を取ることは、健康上も極めて良いようですし、最近は私も意識して水分の摂取に心がけております。特に、ジョギング・水泳などで汗を流す前後や、夜寝る前と朝起きがけには極力水分を取るよう心がけています。


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