母の日

2007年5月

 「母の日のプレゼントを贈ったよ。」
娘達が二人で何かを送ってくれたそうです。
まだ手元には届きませんがちょっとワクワク、楽しみです。
プレゼントもうれしいけれど電話も欲しいな・・・ママはずっと待っています。

一ヶ月くらい前にデパートの外商さんが母の日用のパンフレットを持ってきてくれました。
それを眺めながら「えーっ!!!みんな地味なんじゃないの?私ってそんなに老けて見えるのかしら?」と外商さんに話したら彼がちょっととまどって変な空気が・・・
(あれ?おかしいな。なんかちがうかも・・・)深呼吸して考えてみたらあら・ら・ら・ら。
「もしかしてこれって私がプレゼントするもの?」
ママは自分が母であることの自覚はありましたが同時に娘であることをすっかり忘れていました。
ちょっと言いにくそうな外商さん「そう思ってお持ちしました。」
何とも恥ずかしい事態でした。

「もう母の日は卒業で敬老の日にプレゼントをあげるからね。」
でもそれもしたことがありませんでした。
ママが娘達の電話を待っているように藤沢ばあちゃんも待っているのでしょう。
事故以来ちょっと落ち込みがちだったおばあちゃんも日に日に前のテンションに戻りつつあります。
おじいちゃんの骨はまだ治っていないようです。
この一月、かつてないほど
おじいちゃん、おばあちゃんのことを考えて暮らしました。
いろんな事を考えました。

でもやはり、この一言に尽きそうです。

お母さん、産んでくれてありがとう。

娘達もそう思ってくれてるだろうか?