嫁ぐ

2007年4月

 「お姉ちゃんが結婚するなんて言い出したらどうするの?」「だめです。といえばいいでしょ。」
パパとママの会話です。
待って下さい!!!
お姉ちゃんに結婚話があるわけでもなんでもないのです。
24才のお誕生日を迎えた今日、なんだか急にそんなことを考えてしまいました。
なぜでしょう?
社会人になったから?ポツポツとお友達の結婚話が聞こえてくるから?
いろんな事があるけれど一番はママが結婚した歳だからだと思います。
「彼氏を見つけて早く結婚しなさいよ。」とか「女はやはり結婚よ。」「優しい人が一番よ、打算的にならず心から愛してる人と結婚しなさい。」
ことあるごとに話してきたのに急に寂しくなってきました。
いつまでもおうちにいられたらそれはそれで、このママのことだからHPにびっしり書き込みが始まるでしょう。

人間はとても欲張りな生き物でほしいものがどんどん増える。
お兄ちゃんが帰ってきてママの気力がUPし、次女と楽しい楽しい春休みを過ごし、これで満足のはずなのにお姉ちゃんもいて欲しい、またみんなで暮らせたら・・・などと甘い夢を見てしまう。

娘が生まれた瞬間から(この子は将来は嫁いでいくのだから・・)と準備ができていたのにそんな気持ちはうそみたいです。

ママがそうだったように女の子は好きな人ができて結婚したいと思ったら親なんて二の次です。
心を痛めながら、親に感謝しながらも一番ではありません。

いつ結婚します!!なんて言われるかちょっとドキドキの歳になりましたね。

お誕生日おめでとう。
あなたが笑顔でいてくれるとパパとママはすごーく幸せになります。