武士の一分

2006年12月

 ママの入院以来娘達は交代で週末に帰ってきてくれる。
特別な用事もあるだろうし実家にかえってくるよりは家でごろごろしていたいときもあると思うけれど・・・
とても感謝している。
娘達とおしゃべりしたりしている時間はとても楽しい。
お兄ちゃんといても大笑いするけれどとにかく笑顔でいられる。
こんな幸せ者はいないと思う。
次女が帰ってきた夜。お兄ちゃんと次女と映画を見てきた。
キムタク主演『武士の一分』
公開初日お姉ちゃんから電話があった。
「いやー、キムタクやっぱかっこいいわ。ママもみたら。」
そういわれちゃ見ないわけにはいくまい。

映画館に行くのは『四月の雪』以来。
あのときも観客がすごーく少なくてびっくりしたけれど今回もそうだった。
東京などでは予約したり並んだりしなければ見れない映画もこちらではがらがら。
文化レベルが低いのかどうかはわからないけれどちょっと寂しくなってくる。

さてさて、さすがキムタク。かっこいいです。
ドラマでも時代劇でも見せるあのにっとした笑顔はキムタクの売りではあるけれどちょっとあきてきました。
でもかっこいいです。
そして・・・
何を血迷ったかキムタクの横顔とお兄ちゃんがにていると思ってしまいました。
もちろんダイエット必須のお兄ちゃんとびしっとしまったキムタクを一緒にするのは大変申し訳ないけれど目から鼻のラインがにています。
前にもそんなことを話してた気がします。
次女に話したら半ばあきれがおで、しかも引きながら「えーーーーーっ!!!」。
パパに話したら「そんなばかなことを言うのは誰だ?」と言われてしまいました。
「それはママだよ、ママ以外いるわけがないじゃん。」
やさしいパパは言ってくれました。
「お母さんが言うならいいじゃないだって大好きなお兄ちゃんだもの」

子供達がいるとばかみたいな冗談みたいな会話が家中行き交います。