思い出作り

2006年6月

 ずーっと前からできれば藤沢じいちゃんばあちゃん、弟と四人で旅行したいと考えていた。時間なんてすぐ作れそうでなかなかできない。
「こういうのはさっさと決めてさっさと進めなきゃ無理だよ。」パパに言われて決心した。(そんなおおげさでもないのに・・)
つなぎ温泉への一泊。
でもくどいけれどずっとずっとしたかった。
別にそんなところに行かなくてもいいから・・とへそ曲がりのばあちゃん。でも一番うれしかったようだ。最初から最後までよくもここまで声もからさずしゃべれるものだ・・と感心するマシンガントーク。
お相手をしていたママも同じくらいしゃべっていた・・ということだ。
どうりで疲れたはずだ。
おじいちゃんはまた耳が遠くなっていてゆっくりはなしてあげないと会話にもついていけない。歩くのもゆっくり。頭はちゃんとしているのでそれだけは安心。だけど(年取ったなあ・・)と思うことが随分多かった。
小さい頃の話や忘れてしまい事まで・・ばあちゃんはどんどんしゃべる。
食事もおいしかったしとても、とても楽しかった。
またいけるのかなあ?いかなくちゃ!!!
みんな元気に頑張って生きてこれからだって楽しまなくちゃ。
嬉しくて、寂しくて時々流れる涙を隠して・・

気持ちよく送り出してくれた弟の奥さんとパパに感謝しつつ・・・