優しい気持ち

2006年1月

 「明日の朝も私のベッドに来るのかなあ?お姉ちゃんがいないって探すのかなあ?」
お姉ちゃんは帰る日の朝そんなことをりゅう君に話していました。
毎日お寝坊お姉ちゃんのベッドに潜り込んで一緒に寝ていたりゅう君。
湯たんぽ代わりのりゅう君をだっこしてお姉ちゃんはますます起きてきません。
次の日もその次の日も何にもなかったのですが今年一番の冷え込みの朝、
りゅう君が見えなくなって探していたらお姉ちゃんのお布団にすっぽりくるまり小さくなって寝ていました。
お姉ちゃんもいないその部屋はとても寒いのに、うとうと・・・・しています。
ちょっとかわいそうになったママはストーブをつけてあげました。
そしてお姉ちゃんの言葉を思い出しました。
ちょっとがさつで自分勝手だけれど心から動物が好きなお姉ちゃん、ぷりんとりゅう君が大好きなお姉ちゃんだからその気持ちが伝わるんだろうね。
ちょっと褒めすぎだったかも。
風邪引かないで頑張ってね。