2005年12月 今年もどっかと雪が積もった。本当に一夜にして冬になった。 おじいちゃんは寒い寒いと部屋中モヤモヤ暑さにしてそれにありとあらゆるものを着込んでいる。 ただでさえ足下がおぼつかないのにいまじゃきっと着ぶくれで足の先が見えないのだろう。 毎日家の中は混沌としている。 少し前からリビングのストーブがはなせなくなった。ストーブの前はぷりんのマイポジ。 初めてストーブをつけたときがおもしろかった。 いつものようにソファに移動しようとしたぷりん、ストーブの前を通り過ぎた「あれ?」ってなかんじで立ち止まると昨年のように気持ちよさそうにその前に横になった。 どうするんだろうとじっと見ていたパパとママは「やっぱりね・・・こいつはホントに犬か?」と大笑いしてしまった。 2歳の元気なりゅう君もそこが気に入ったらしく(ぷりんがいるからかも。)せっかくぷりんがまったりしているのにじゃまをしにいく。ぷりんは相手になるのもばかばかしいと無視しているとぷりんにべったりと張り付き、しかもぷりんのしっぽを座布団がわりにして2匹でこっくり、こっくり始める。 そんな彼らだけれどやっぱり雪は大好き!!誰もいない遊水池でりゅう君は体半分雪に埋もれ、足には雪玉をつけながらウサギのごとく走り回る。 走れないぷりんとていつにないかろやかな足取りで雪の中に顔を突っ込んで楽しそうだ。 こんな光景を見ると寒くても頑張ろう!!と心から思ってしまう。 寒い冬は始まったばかりだ。 |