たった5分

2005年6月

 2匹のお散歩はとても大変だ。しかも大きさが違う、引っ張る力も違う。
けれど誰もいない場所はりゅう君をつい自由にしてしまうのでそのときだけは楽チン。後はおしゃべりしながらいつものコースを歩くだけ。
ワンちゃんや車にワン!ワン!!吠えまくるりゅう君はとても普通の道を歩けない。
運動公園のテニスコートのまわりを練習風景を見ながらゆっくりお散歩するコースも好きだったけれどいつりゅう君が吠え始めるかと思うととても行けない。
車が通る道も無理。
ある日Kちゃんママがりゅう君のリードを持ってくれていた。ママといるときより静かなので人がいたり車が多いときはそうしている。
車や人がくるとKちゃんママはちゃんとりゅう君にアテンションをとってくれる。完璧ではないにしろそれで吠えなくなるときが多々ある。
確かにそうなのだ。
ママがやるときでもちゃんとりゅう君は吠えずにお座りしてママを見ていてくれる。
ぷりんのときは必死で頑張ったような気がする。
お散歩の仕方、飛びつきの規制・・毎日少しずつやっていた。
りゅう君はバカだからなあ・・・で責任転嫁してきたけれど一日5分間でもりゅう君に時間をとってあげてレッスンしたらすごーくいいわんこになると思う。
そう思うのだけれど・・・そう思ってもう2年がくる。
結局「今のままでもかわいいしね・・・」
ママが悪いのです!!!!