区切りの年

2004年7月

 次女の体育祭が週末にある。
毎日準備のためにかえりが遅い。自分たちもそうだったからしょうがないけれどやっぱり心配。
当の本人は大張り切り。最後の高校生活を満喫している。
振り返れば21年間、運動会は続いた。
お弁当作りも同じ。
10年一昔というけれど10年なんて目じゃない。20年だってあっという間だった。次女は来年にはこの家を出て行くだろう。
そしてママの子育ても大きな区切りを迎える。
いろんな事があったけれど、ここまで大きな怪我も病気もなくみんなに多大な迷惑もかけることなく育ってくれた。
親としてこんなにうれしいことはない。
ぷりんとりゅう君は自立することがないのだからずーっと一生パパとママの側にいる。きっとパパとママのほうがぷりんとりゅう君に依存してしまうところがいっぱいでてくるんだろう。
心の準備は子供が生まれた瞬間からしていたつもりなのにだんだん寂しくなっていく。
来年の今頃パパとママはどうなっているのだろう?
おじいちゃん、おばあちゃんと4人と2匹しずかーに暮らしているのだろうか?

夏の日差しが眩しすぎて遠くを見るのが大変なように、先の定まらない生活は舵のない小舟に乗っているようで・・・

こんな気持ちは何のせい?