甲子園狂想曲、「底辺拡大」章

2004年3月24日

 市内のスポ少野球部の子供達が春休みを利用して甲子園に応援旅行をしたそうである。野球少年の夢舞台を間近で見せてあげたいと計画したらしい。
知人の子供も参加した。
野球でもサッカーでも芸術でも一流を見ると言うことはすごい向上心につながると思う。井の中の蛙ではなく大きな世界を視野におくこと。それが夢のスタートであり目標のはずだ。
けれど人間の価値観はそれぞれに違い、生活環境も違い、才能も違う。夢に向かっていくことすら難しくなってくるのが現実だ。
そういえば野球のユニフォームを着た小学生の一団が応援席にいた。彼らはママ達の盛り上がりとはまた違うキラキラした目で白球を追っていた。
ポチの会の活動にしてもスポーツにしても地道に努力すること、継続することから発信していくような気がした。
30数人の野球少年がみんなに夢をつなげ、それを理解する家族がここにいる。この街も捨てたもんじゃないな。
と思っていたら同じような記事が次の日の新聞に載っていた。
考えることは同じらしい。
彼らの夢がいつか叶いますように・・・・