甲子園狂想曲、プロローグ

2004年3月23日

 待ちに待った甲子園。開会式の選手入場で一高が出てきた時は感激して涙が出た。
毎日のように見てきた子供達の練習風景がオーバーラップしてなおさら感動だった。夕方の地元のニュースで同級生で野球部OBのH君がインタビューをうけていた。彼も数日前から仕事を休み大阪入りをして応援の準備やら選手の世話をしていた。彼が涙を流して話していたのを見てまた一緒に泣いてしまった。
夕方遊水池にお散歩に行ったらたくさんバスが止まっていた。
野球応援のバスだ。40数台あるらしい。
次女はそのバスに乗って夜の8時出発した。
色々なツアーがあるらしく、寝台車のツアーはお昼頃一日かけて着くそうだ。新幹線で東京まで行ってそこからバスの人。当日の飛行機でいくひと。
一関には誰もいなくなるんじゃないの?という勢いだ。
たなぼたといっては大変失礼だけれど思ってもいなかった夢の舞台に参加できると思うと興奮が収まるどころかますますひどくなる。
高校野球に興味のなかったママがKちゃんママとのお散歩でノウハウを教えてもらい、お散歩で選手達と親しくなって・・・それにしたってまだ一年もたたない。
野球部OBや応援団幹部、有志が49年間待ち続けた夢舞台が明日に迫った。