2004年2月28日 前に書いた保健所主催のしつけ教室があった。 昨年中に登録があったワンちゃんが対象で新聞にも予定を載せたという。 しかし集まったのは30人弱。30人定員だったからもっともっと応募があったと思いたいのだが・・・ 保健所のI獣医さんのお話を聞いた。 私達が行っている『褒めてしつける。』という教え方だったので初心に戻って楽しく講義を受けられた。 でも2時間の講義ですべてを教えていたので初めての人は何がなんだかわからなかったろうなと思った。 一関で保健所に引き取られるわんちゃんのほとんどは処分するしかないという。 子犬や子猫も多いが途中で飼えなくなって処分を頼む数も聞いてびっくりするほどだ。なぜ? こんな無責任な人はやっぱりペットを飼う資格はない。 世話は毎日、お金だってかかる。わかっていることなのに・・・・ 今度で3回目だというこの講義のためにI先生はお休みを返上し資料をそろえ大変ご苦労だったと思う。 けれどこの底辺を少しずつ広げていく以外飼い主のマナーの向上などあり得ない気がした。ポチの会と同じだ。 数年前テリー先生のワークショップを一関で行ったときもあちこちから保健所の職員さんが講義を受けに来ていた。 そのうちの一箇所はしつけ教室を開いたり訪問活動を企画したりどんどん動き始めている。 すばらしいと思った。 保健所の職員さんは犬の処分をしたり苦情を聞いたりが多くて未来のある(ちょっとオーバー)仕事は少ないそうだ。 たまらなかったと思う。 アメリカで見たシェルターのワンちゃんの目。 一度見ただけでもこびりついているのに・・・・ I先生の努力が少しずつ実になっていくこと、私達一人一人が意識を持つこと当たり前のことだけど大変なこと。 I先生にもM先生にも頭が下がります。 とても有意義な時間をもてたこと感謝します。 |