続、借りてきた犬

2004年2月

 今の季節と雨の日はお散歩から帰った後始末が大変だ。
Tシャツを着せても足は汚いし、お腹も汚い。
りゅう君なんてぼろぞうきんのようだ。
いつもなら月二回シャンプーに連れて行けばいいのだが天気次第では毎日シャンプーになってしまう。
短毛のぷりんは実に簡単。
ぬれたままでもいつものようにヒーターの前で居眠りしていると乾いてしまう。
問題はりゅう君。
洗うのはできるけどカットまでは・・・
お姉ちゃんが春休みで戻ってきた。
りゅう君を見るなり「なに、このぼさぼさ!!ちゃんとカットしてきたら。」
毎日見ているとそんなことは思わないけれどう〜ん確かに・・・
いつもは二匹揃ってなのに今日はりゅう君だけシャンプー、カットに連れて行った。
「多分、すごーくうるさいから終わったら電話下さい。」
そうお願いしたにもかかわらずりゅう君は吠えもせず暴れもせずおりこうになんでもさせてくれたそうだ。
お散歩の時はあんなにママに吠えるのにお迎えにいってもなきごえひとつ出さなかった。とても良い子だったよ。いつもここではおりこうさんだよ。
全くどういうことなんだか・・・
要するに誰も助けてくれない場所だと認識しているのかもしれないし、ぷりんもママも一緒じゃないから強気になれないのかもしれない。
家でもこの半分でいいからおりこうさんになってもらいたいものだ。
 ちょっと短めにカットしてもらったりゅう君なんともりりしくかっこいい!!耳さえ立てば立派なヨーキーだ。
いつもちょこちょこうるさいりゅう君がいなくてさぞかしせいせいするだろと思っていたのにとっても寂しくて・・・
我が家にきてから4ヶ月。
りゅう君はすっかりいなくてはならない存在だったこと、改めて実感した。