りゅう君の独り言

2003年12月

 僕がここに来て2ヶ月が過ぎた。
パパやママはみんなやさしいしご飯だっておいしい。けれど毎日良い気持ちでおしっこやうんちをしているとママが走ってやってきて僕をシートの上にのせる。だから僕は最後まできちんとできないのさ。
ご飯だってそう、ゆっくり味わって食べたいのに、ぷりんお姉ちゃんがハウスの前で待っている。その目は「残して!!!」と訴えている。
いつもママが僕ののこりをもったいないとか言いながらお姉ちゃんにあげるからだ。前は遠慮してママの手からじゃないと食べないようにしていたのにどうやらここではそんなことは言っていられないようだ。
僕はぷりんお姉ちゃんにも負けないくらいの速さで食べれるようになった。
しかもお野菜だって平気さ。残すことは絶対しない。
食事の時はおばあちゃんの側が一番いただけることもわかった。
ちょっと吠えるとおばあちゃんはご飯を分けてくれる。
そんな時もママはちゃんと見ていて「おばあちゃん!!りゅう君は太りすぎだし、要求ぼえなんだからあげないで!!!」と 話しかける。
おばあちゃんは「そうだってよ。」と言いながら 少しくれる。
最高さ!!!!

悲しいのはぷりんお姉ちゃんが遊んでくれないこと。
僕はお姉ちゃんがだいだいだーい好きなのに、だからいつでもくっついていたいのにいやがって逃げてしまう。
お散歩にいっても僕にかまわずKちゃんやLちゃんと遊びたがる。
どうしてなんだろう?
どうしたら仲良くなれるんだろう?
それにね、夜は僕だけハウスなんだよ。お姉ちゃんはパパとママとふかふかベットにいるくせにさ。
今に見ていろ・・・・・絶対一緒に寝るから。