こころ、その2

2003年9月

 今考えると全くお恥ずかしい話だし、Sちゃんママにもご迷惑をかけたのだが・・・
ちょっと考えればわかりそうなのに、ほんとにほんとに情けないことに、ワンちゃんは何頭も赤ちゃんを産むものだと思っていた。
ぷりんは9匹生まれたうちの1匹だし・・・
ヨーキーだってそれくらい産むんだろうと思って全部はSちゃん家では飼えないだろう、それならば・・・とお願いしたのだった。
後で調べたり話を聞いたりしてみるとヨーキーの場合、1,2匹多くても3匹らしい。しかも難産も多くて無事に産まれるまで心配は絶えないという。
Sちゃんの家族にはそんな不安や心配がたくさんあってとても後のことなど考える余裕もなかったに違いないのに、ママは余計なプレッシャーをかけてしまったようだ。申し訳ない想いで電話をして一生懸命言い訳をしてしまった。
もちろんSちゃんママはいい人で「気にしなくて良いのよ。赤ちゃん産まれたら知らせるからね。」と返してくれた。

そしてもらったお電話。しかも3匹産まれたという。
Sちゃんえらい!!!
頑張ったねー。
メス1匹とオス2匹。
わずか100グラムちょっとの大きさだったという。
お姉ちゃんとみにいったときは400グラム.Sちゃんはしっかりお母さんしてた。3匹の子供達は重なり合って遊んでいた。

その後子供達3人で会いに行ってきた。
もう800グラムを超えていたそうだ。けれど写真でみるその姿はあまりにも小さくて・・・・
ママが見たときはダックスみたいに毛がつるつるしていたのに、耳とほっぺがヨーキーっぽくなっていてかわいくてたまらなかった。
こんな状況でほんとに飼えるのか???
まだこころが揺れている。