5回目の夏

2003年8月9日

 台風の接近で朝からすごい雨と風。
お兄ちゃんも帰ってきて次女の部活も台風でお休み。
でも、この日だけはどんな天候でもしぶる子はいない。
みんなで長靴をはいて一号のお墓参りに出かけた。
もう5年。あっという間だった気がする。
写真のぷりんはかわいいまま。年もとらず大きな瞳で私達を見てくれる。
でも動かない、お散歩しない。
一年前よりまたお仲間の写真も増えていた。
お空では一号も中堅どころになっているだろう。
具合が悪いなんてこともなく毎日走り回っているだろう。
ママは厚い雲に覆われた空を見上げてしまった。
悲しみっていうのは形を変えながらもずっと心に残るものなんだ。
でもそれを暖めながら大切に真剣に生きていくこと・・・・
これが生きるものの姿勢なんだ。
あっという間の5年。
これからも時間もあっという間にすぎていくんだろう。
ぷりんとの時間、家族との時間。
大切に。
大切に。