2003年7月 先日亡くなったI君のお母さんからお葉書が届いた。 14年間I君と暮らして幸せだったこと、Iをかわいがってくれてありがとうと書いてあった。変だと思われるかもしれないけれどすごく心が軽くなった気がした。 一号が逝ってしまったとき、ママは犬をみるのもいやだった。わんちゃん仲間とあうのも、お散歩道を車で通るのさえいやだった。 どうしてうちの子だけ・・・?いつもいつもそう思ってしまった。 だからワンちゃんをなくしたお友達にはどうしたらいいのかいつも迷っていた。もちろん、相手にも寄るけれど静かに時がたつのをまっていてあげるしかないとそっとしていた。家ではみんなで「元気でたかな?」とか「ご飯食べてるかな?」とか気をもみながら。 I君のことも思っていたけど、どうしていいかわからなかった。 そんな時のお葉書。妹分のBちゃんもよろしくと書いてあったのをみて、いつも通りお散歩途中に寄っても良いんだな。と感じた。「Bちゃーん」と入っていけばいつものようにおしゃべりしてお茶をいただいて、ぷりんはにぼしやらキャベツやらをたくさんごちそうになって・・・・I君はいなくなってしまったけれどI君の思いで話をしてもいいんだな。 人それぞれに悲しみは深いし、受け方も違うだろう。 それを見守るお友達の気持ちなど一号の時は考える余裕もなかった。 優しいお葉書に私達への思いやりがいっぱい詰まっていて、すごくうれしかった。 I君は私達にいっぱい教えてくれた。 I君の家族にもたくさんお世話になった。 なによりも長生きすることをぷりんに見せてくれた。 I君を超えるのがぷりんの目標だよ!!!がんばろう!!!!! |