2003年7月5日 ぷりんのあこがれだったI君がとうとう逝ってしまった。 朝、お兄ちゃんがお散歩に行こうと起きたら、冷たくなっていたそうだ。 電話をもらってすぐに行ってみた。 リビングにいるI君はまるで伏せしているようだ。 目も開いたままだし、Iちゃんと声をかければ起き出しそうだ。 お顔を撫でてみたら冷たかった。体もすっかりやせてしまっていた。穏やかで優しいお顔を触っていたら涙が止まらなくなってしまった。 がんばったね、がんばったけど、やっぱりこんな日は必ずくるんだね。お姉ちゃん達と話した。 犬の一生なんてあっという間だ。I君は14歳。 とても長生きしておりこうさんだねって言われてもたった14年。 少し前、お友達もゴールデンも逝ってしまった。彼はたった8歳。 短すぎる、飼い主も若くて次のワンちゃんを迎えられればまだいいけれど・・・ ぷりんは5歳。 考えたくはないけれど、しょうがないことだけど・・・・・ 優しいお顔で逝けるってことはI君も幸せだったんだね。 A母さんに教えてもらった『虹の橋』の話を一人でつぶやきながら、ぷりんをなで回していた。 ぷりんの暖かさがとてもうれしかった。 こうやってあと何回お友達のお話を書かなければならないのだろう? 多分1,2歳のころに初めてあったI君のぴかぴかの毛が夕日に映えて、かっこよくて、いつかはこれと同じワンちゃんを飼いたい!!!と思った日のこと、犬の大好きな長女が触りまくっても、しゃんと背中を伸ばしたまま がまんしていてくれたI君のこと私達家族は一生忘れません。 |