2003年6月2日 「遊水池を通ったらさくらんぼがたくさんあったよ。人が取りに来ていた。脚立持って行ってきたら?」 お昼にパパに言われた。 えっ? 遊水池にさくらんぼがなってるっていうのは前にも聞いたことがあったけど、見たことはなかった。 しかも、小粒だけど甘くておいしいらしい。 うーん、毎日のように遊水池にお散歩にでかけ、遊水池の主と自負していたのに、不覚だった。 一人で取りに行くのも恥ずかしい気がして、Kちゃんママにメールした。 脚立持って行く?って言われたけどまさかーとか軽く返してでもしっかりビニール袋だけはたくさん用意した。 ママのさくらんぼに向ける想いはとにかくすごい。 前にも日記に書いたけど生きてる証!!!といっても過言ではないくらい・・・・ そうのくせ、さくらんぼ狩りなんてしたこともないからどういう風に実をつけているのかさえ定かではなかった。 教えてもらったさくらんぼの木。 赤い綺麗な実がたわわだった。 緑の葉っぱの中に夕日で反射したきらきら輝く赤い実。 夕日のオレンジ、空のブルー・・・ 素敵なお仲間、ワンちゃん達、さくらんぼ取りに夢中で木につながれたぷりん。 ホントにホントにすてきだった。 その甘さ。 おいしいと感じられること、生きてるってこと・・・・ Lちゃんママに「ぷーちゃんのお母さん、すごく幸せそうだよ。」って言われた。 すごーく幸せだった。 来年もその次の年もこれを見てみたい。ぷりんとみんなと見てみたい。 お仕事から帰ってきたパパをつかまえてママはしゃべりまくった。 うれしかったこと、涙浮かべながらしゃべった。 ママのこの気持ちはずーっとママを見てきてくれたパパにしかわからないと思った。パパはにこにこしながら聞いていてくれた。そして、「やっぱり、脚立ほしかったでしょ?」 気の利いた言葉をかけてくれるのかと思ったらこれだ!!! でも、ママも思った。 「これから、脚立持って、懐中電灯もって、取りに行こう。」なんて・・・ |