教訓その1

2003年5月26日

 お姉ちゃんから電話がきた。
「やっと、つながったよ。ずーっとかけてたけどつながらなくて、きっと家がペチャンコになったから通じないんだと思って心配だったよ。」
すごく心細い声だった。
お兄ちゃんにしてもお姉ちゃんにしてもはじめてのこと。心配だったろう。
ママは思いました。他の人達には怒られるかもしれないけれど、地震がここでよかった!!!東京でなくてよかった!!!と。
これが反対だったらママはどうなっていたでしょう?電話も通じない、電車も動かない。じっとまっているしかない自分の姿を想像するとぞっとします。
混乱だって数十倍いや数百倍かもしれない。

おそらくママは東京に向かって走り出しているかもしれない。
今までに経験したことのない大地震。
でもいつやってくるか本当にわからない。

教訓その1
リードはすぐにつけられるところにおこう。

布団にはいっても余震のため何度も飛び起きその度にぷりんがびっくりして・・・
「ぷりんが落ち着かないのはママのせいだよ。」とパパに言われるけど・・

ほんとに、ほんとに怖いよー