震度5強

2003年5月26日

 平日には珍しく夕方散歩でLちゃんとKちゃんと一緒になった。
一番気を遣わずに遊べるお仲間。
ぷりんは放してはあげられないけど、それでもうれしそう。Kちゃんは遊ぼうって誘うんだけどぷりんが走れなくてちょっと不満。
もっともっと一緒にいたかったけれど、6時からの会合にパパを送って行かなくてはいけなかったのでさよならしてきた。
パパを送って夕飯の支度を始めようとガスのスイッチをいれた瞬間、ゴーっという音。ボイラーかな?と思っているうちにグラ、グラッ・・・・あっ!!!地震。

ママは地震が大嫌い。いつでもすぐ騒ぐ。
しかもこれは半端しゃない!!!
急いでガスを止めてハウスのぷりんをだした。
あわてているとはいえこれが失敗だった。
ぷりんは地震を怖がっている様子はなかった。けれど、ハウスから出した後すぐ、ますます揺れは大きくなって電気が消えた。ガチャン!!!ガシャ!!!上から物が落ちて割れた。
突然の停電でぷりんはパニック。ママもパニック。
ぷりんの姿が見えない。もし割れたせとものの上を歩いたら????
ママは地震もドキドキ、そっちはもっとドキドキ。
パパがいない間にぷりんに何かあったら大変だ。
一人で泣きたくなりながら走り回っていた。すぐに電気がついたものの・・・・すごい揺れだった。テレビをつければ震度5か6。

もう混乱している。ぷりんをまたハウスに入れた。今度はリードをつけておいた。家中を点検して歩いた。
二階はタンスの戸が開き、本棚から本が落ち、電話の子機も吹っ飛んでいた。
パパのいない会社は?
ガラスの始末はおばあちゃんに頼んでぷりんをつれて会社に・・・
とにかく電話もつながらない、自分で行くしか情報は来ない。
家から飛び出した人たちがあちこちにかたまって話し込んでいる。
突然の停電でパソコンが動かなくなっていた会社もまたパニック。二階の会議室のいすや時計までも地震のあった時間で止まっていた。、

余震は続いている。ママは自分の心臓の音と余震の揺れすら区別がつかないくらいびくびくだ。

パパを呼びに行った。街のなかも救急車やら水道やさんが動き回っている。
パパの顔を見たら安心して泣き出しそうだった。

やっと落ち着いたのは8時過ぎ。ぷりんにご飯をやっていなかった。
ママは神経性胃炎で胃がキリキリしている。
ガスを使おうと思ったらつかない。

また、走り回る。
その間も続く余震。

もう、怖いよー!!!