困ったときの・・・

2003年5月

 次女は最初からフルスピードだった。今からこんなに無理していたら2週間なんてもたないとパパやママは心配していたのだけれどスタミナ配分など考える賢さを次女は持ち合わせていない。そしてそこが彼女の良いところだ。
朝寝坊の次女が毎日早めに起きて一緒に食事をとって学校も一緒。学校ではもうすぐ始まるクラスマッチの練習からクラスTシャツの用意、部活とてもうすぐ高総体で遅くまでやっている。要領の悪い次女は自分のことだけで精一杯のはずだ。
しかしなんとかコミュニケーションをとろうといつも側にいる。Vも私達にはまだ遠慮しているけれど次女とはとても仲良しになってきた。
次女が座らないとご飯も待っているしなんでも次女を頼りにしている。
でも慣れてくればきたで調子に乗りすぎることも、イヤだと思うことが顔にでてくることも増えてきたようだ。「もう、ダメだ。Vが何を考えてるのかわかんない。男の子だから会話も続かない。」
次女が私達に毎晩訴える。
でも、これには変わってやれることもできず、良い経験だから頑張ってね。と背中をさすってあげることくらいしかしてやれない。
次女がこう思っているのをVが感じないわけがない。
疲れもたまり、遠慮もし、言葉もきちんと伝わらずVだって泣きたくなっているだろう。
夕飯が終わってお風呂にはまだ早い時間次女とVはどちらからともなくぷりんの側にいく。ぷりんを見たり触ったりしながら時間をつぶしているようだ。いいかげん眠くなっているぷりんもされるがままになっている。

滅多にないことだけれど・・・・・
パパとママがきまずくなっても同じような感じになる。
ぷりんがいてよかったなあと思う。
きっと次女もVもそう思っただろう。