素敵なおばあさん

2003年5月

 夕方シャンプーしてあげようにも時間がとれずM先生に頼みに行った。
待合室に入るなり,ぷりんちゃん、楽しそうじゃないみたい。仰るとおりです。
堰ききったように一週間の話を始めたらイヤー出てくる出てくる、ママの愚痴。
ママだって疲れのせいかストレスか口内炎から舌炎からで食べ物も食べられなくなっていた。ぷりんの体重はちゃんと28キロ台をキープしていたのだけが救いだった。
今まで寝ても覚めてもVのことが頭から離れなかったけれど、病院でM先生とワンちゃんの話をしていたらなんだかすーっと気持ちが穏やかになってきた。
先日のレッスンで感じたぷりんの老い。ポチの会では若い方だったのでなおさらショックだったこと。素敵に年を重ねていくってどうしたらいいんだろう?もちろん人もそうだけど・・・・
黒い毛のワンちゃんは年取るのがわかるからつらいよね。とM先生。ママも感じたのだけれど他のワンちゃんを見ていてもある時期一気に年を取った顔になる。
そうなってくると歩き方まで寂しくなる。
まだ5歳と思っていたけど、もう5歳なのかもしれない。
年なんて自然にとっていくものだと思っていたけど最近よーく観察してみると素敵に年をとらせるのって実に難しそうだ。
老いても華やかに、プライドをもってすてきなおばあさんに・・・・
らーちゃんのようになんてやっぱり誰でもなれるもんじゃないけれど、少しでも近づくように努力したいと思った。
シャンプーのあとの夕方散歩でぷりんの白髪を撫でながら一緒にすてきなおばあちゃんになろう!!!とママは決めた。