須川に

2003年5月11日

 ホストファミリーの大変なところは休日の過ごし方にもある。
滞在中に3回ある休日、一体どうしようか?
最初はゆっくり寝ていて、遊水池にぷりんとお散歩!!!なんてお気楽に考えていたけど他の方達はそうではないらしい。
あれこれとプランを練っていた。
パパもママもそういうのは大の苦手なので他の方達に同乗しようということになった。
須川に行って雪を見せたい。
大きな目的がそれらしい。
Vはカナダに旅行したとき、雪を見たことがあるそうだ。
でもまあいいか。
問題はぷりん。
ここ数日、ぷりんはハウスが多かった。夕方のお散歩もママの気持ちに余裕がなくてぷりんと楽しむ気分じゃなかった。そしてゆうべは4時間近くもハウスでお留守番。別にそれで吠えるわけでもなく寝ているのだから本人はたいしてきにしていないのかもしれないけれど私達の方がいらいらしてきた。
この日は朝からもう落ち着かない。
今日置いていったらもう私は生きていけません。っとばかりにパパやママの側から離れない。ハウスにいれてもじーっと私達を見ている。
やっぱり連れて行こう。
子供達はワゴン車に乗せてその後ろをぷりんカーでついていった。ママからすればひととき英語から解放されてすごくラッキーだったけれど、真湯の遊び場かと思ってうきうき車の中でも喜んでいたぷりんはそこも素通り去れ、うねうね道を乗せられはーはーしていた。
温泉場は斜面に雪がたくさん残っていた。Sちゃんのお父さんがビニール袋をもってきてくれてそれをそりがわりにして滑って遊んだ。
ぷりんは久々の冷たい感触にびっくりしていた。
そして雪をむしゃむしゃ食べ始めた。

遊歩道はペットが入れないのでママとパパとお留守番、真湯でみんながお昼を食べる間も車でお休み。
ポラーノアイスのコーンはいつものように頂けたけど、サハラガラスパークでもみんながグラス作りを体験している間お休み・・・・
結局朝から夜まで変則的な生活をしてしまった。
ぷりんにはどっちがよかったんだろう?
いつも思うことだけど人間の勝手で振り回される、それでも一緒がいいんだろうか?パパとママは一緒にいて安心なんだけれど・・・・