英単語会話

2003年5月

 我が家で英語が話せるのはパパだけ。おじいちゃん、おばあちゃんはじめママにしても次女にしても「どうすればいいの?」
最初の夜はなんともパパがかっこよくみえた。最近では海外旅行するときしか光っていなかったパパがここにきて急に株があがっている。次女なんか「パパかっこよすぎ!!!尊敬しちゃう。」ときたもんだ。
ママにしてもすべてパパに「寒くないかって聞いてよ。」とかトイレやお風呂の説明まですべてお任せ。
パソコンの翻訳と電子辞書を駆使して次女は必死。
それでも発音に難があるらしく最後は筆談。しかもスペルの間違いまで指摘されてしまった。朝、学校へ行くときから夜おやすみをいうまで次女はVのそばについている。「授業中だけがほっとできて睡魔がやってくる。」と連日話していた。
その間はパパを頼ることもできず、一人でやっているうちに、何とか英語でコミュニケーションがとれるようになってきた。人間、せっぱ詰まればやれるもんだとパパと感心してしまった。
ママだって頑張った。必要な単語を並べまくりなんとか会話にしようとした。
それでも通じないときは「パパがかえってからね。」が付くようになったけど・・・
Vもこりゃーパパしか話が通じないと察したらしく帰ってくると「パパはお仕事?」と聞いてきた。
数日の間に次女とママの英語にはかなりの差が出てきて、若いってのはこんなにすばらしいものなのか!!と悔しいやら情けないやら。

どうやらママも次女も話しの最初に「うーんと・・」というらしくVがいつもマネをしていた。
義姉が身振り手振りで何とかならないの?後は勢いだよ。と言っていたから「それは絶対無理だよ、やってみたら。」と言い返した。
実際やってみたけれど、息子に単語のひとつもでていないよ、すべてイントネーションの違う日本語だよ。と言われ笑い話にしかならなかった。
とにかく、必死さだけはVにも伝わっていると思うんだけど中身がねぇ。  

でも、一緒の家にすみ、同じものを食べ情がわいてくると本当にお互いなんとかなるものだ。
Vは私は「うーんと、・・・」と単語を一ついうと[OK!!」とわかってくれるようになってきた。これはとてもありがたいことだった。
聞きたいこと、話したいことたくさんあるのに・・・・・
いらいらが募る。

しかも、ぷりんはいつしか『PURIN!!』と呼ばれるようになり、コマンドも英語に変わった。それでもわかるぷりんもいじらしい。
そして、パパとママの会話も英語になる時が増えてきた。?????