2003年5月6日 留学生を受け入れるにあたっての第一条件は犬嫌い、犬アレルギーのない子だった。しかしそんな条件云々を言っている間もなくしかも、学校側からお願いしますもなくただ留学生の名前と受け入れにあたっての諸注意が渡されただけだった。 ママはますます頭にきたけれど決めたのだからできるだけのことはしてあげたいねとパパと話していた。 ホテルに迎えに行って初めて対面したときはほっとした。 なぜってV君という2週間私達の息子になる人物は183センチもある大きなしっかりした男の子で万が一ぷりんがポン!!をしたり恐怖走りで突入をくらったとしてもたいしたけがなどしそうもなかったからだ。 何よりの心配がそのことだったし、犬は好きそうではなかったけれどきらいでもないみたいだし、家では猫をかっているという。 前に受け入れた子はとても無口で何も話してくれなかった。 いいのか、悪いのか、暑いのか寒いのかなんの意思疎通もとれないうちにいなくなってしまった。せめて話をしてくれる子だったらなあ・・・ その点、Vは本当に頑張ってくれた。 一生懸命話をしてくれて早く私達になじもうといつも努力していた。 おおきな体のVは足も大きく用意していたスリッパも入らなかったし頭をぶつけないようにこちらがはらはらのしどうしだった。 さあ、これからの2週間、一体どうなることやら・・・ またママのどたばた奮戦記がはじまります。 |