2003年4月 ホストファミリーの話がやってきた。 毎年次女が通う高校ではタイと中国から留学生がやってくる。 数年前最初の留学生も受け入れたことがあった。 しかし、今度はちょっと経緯が異なる。 そもそもの始まりは前に書いたHちゃんからの電話である。 「ホストファミリーの話が来たんだけどどう思う?」 よく聞けば相手の子は男の子だという。 Hちゃんは仕事を持っていて子供だって女の子二人。 男の子を育てた経験もなければお部屋だって大変だろう。 お姉ちゃんはオーストリアに留学もしてきたし、それは受け入れるべきなんだろうけれど2週間はみんなに無理がかかると思った。 「ちょっと、無理じゃないの。女の子ならいいかもしれないけれど、まさか一緒の部屋ってこともないだろうし、、、、、」 などと前に受け入れた時の話をしたりしてあげた。 そこまでは、たんなるアドバイザーで言いたいことを言っていたような気がする。 よもやそれが我が家に回ってくるとは・・・・・ 翌日、また友達から電話があった。 どうしても受け入れ先がみつからないらしい。 あと数日で日本に来るというのに。 次女を説得したら泣かれてしまった。 いい経験だからとなんとか口説き落としたはいいけれど、ママの気持ちが決まっていない。 断りたい。 Hちゃん家と違うところ、男の子を育てたことがある。 ママはお仕事していない。たまたま空いてるお部屋があった。 でも、ぷりんがいる。これで逃げ切れるか? たぶん無理だろうな・・・・ Hちゃんに電話をした。 立場が逆転してしまってHちゃんは強気。ママはおろおろ・・・ 全く!!!人事だと思って!! 前の日言われた言葉をママが喋っている。 困った、どうしましょ。 |