2003年2月 インフルエンザが猛威をふるっている。 我が家にもその波がやってきつつある。 いつものように夕方のお散歩に行って帰りにおやつのイチゴ大福まで食べたお姉ちゃんが急に具合が悪いといいだす。 「ダメだ!!はきそう」 その晩熱が出てきた。次の朝一番に病院で診てもらったところ、インフルエンザらしい。 なんとそれからのみんなは(特に、ママ。) お姉ちゃんをばい菌扱い。 みんなにはマイマスクをそれぞれもたせ、うがい、手洗いはいつにもましてうるさく、もちろん、お姉ちゃんは部屋に隔離状態。 しかし、そのお姉ちゃん、携帯テレビを見てベットの周りには飲み物、パソコン、熱冷シート、水枕と万全と用意してもらい、ご飯も上げ膳据え膳でママなんかうらやましくなってくる。 もちろん本人は具合が悪くてそれどころではないのだけれど、時々テレビを見ながらの笑い声なんて聞こえてくるとむっとしてしまう。 一番困ったのが次女。 期末考査の真っ最中、お姉ちゃんに教えてもらおうと余裕をこいていた彼女はインフルエンザのお姉ちゃんよりも顔色が悪くなった。 そして、机にむかう背中には『必死!!!』の二文字が浮かんでいる。 まあ、それも依頼心の強い彼女にとってはいいことだったのかもしれないが・・・ ママもかわいそうになって、付いていてあげるから・・・とパソコンゲームをしながら彼女の部屋にいてあげた。 しかし、気が付けばしっかり朝になっていてしかもそこは次女の布団。 彼女はといえばストーブのまえに何もかけず、丸まって寝ていた。 あーあ、次女が風邪をひいたらきっとママのせいだろう。 なんとも、情けない。 ぷりんはママのベットでのびのびとお腹を出して寝ていたに違いない |