2002年11月 「ほんとにもう!!」とママが愚痴り始めるとお兄ちゃんは決まってこういう。 「やるときゃやるから。」でも、そういいながらやったところを見たことがない。そういうと、「それはまだやるときじゃないからだよ。」とくる。 ママは何度もそんな時があったと思うのだがどうも見解の相違がありそうだ。 過去に一度も・・なんていうとお兄ちゃんの名誉にかかわるので、過去に数回しかやったところは見たことがない。 それは何もお兄ちゃんだけではなく我が子すべてにあてはまることだ。もちろん、ぷりんも例外ではない。 ぷりんは話こそしないけれど、やって欲しいとき、決めて欲しいときはほとんどはずす。 訪問活動。知り合いとお散歩途中会ったとき。 郊外の大型スーパーの駐車場に移動動物園がやってきた。 近くに住むA母さんは入場券をいただいたそうだ。(この前は長居しました。) A母さんとも話したのだけれど、ああいうところの動物の目はかわいそうでとても見に行けない。一度、お兄ちゃんが小さい時に行ったことがある。真夏のデパートの屋上で狭い檻に入れられてどよーんとした目をしていた。 あんなのをライオンだ、ヒョウだと教えるのはいやだったので二度といっていない。スーパーの駐車場の横道を通ることがあった。 それまでだらけて寝ていたぷりんがすっと起きた。 背筋をピンと伸ばして外を眺めている。 急にどうしたんだろう?と思ったらそこが動物園だった。 周りは囲われていて中は見えない。でもぷりんは動物の気配がわかったらしい。 まぐれかなあともう一度立て直してそこに行ったら同じだった。やっぱりぷりんはちゃんとわかったのだ。 あんたも犬だったね。えらいじゃないの。ちゃんとわかって・・・ ママはうれしくなった。 やるときゃやるんだよ。ぷりんだってね!!!! |