2002年10月 秋の日は短い。夕方暗くなってきたかなあと思っているとすぐに真っ暗になってしまう。つるべ落としなんてうまいことをいうなあなんて感心してしまう。 遊水池の周りを夕日にむかって一時間近く歩くともう薄暗い。 あかとんぼが空いっぱいに飛んでいる。 今年はやけにとんぼが多いような気がする。 ぷりんはとんぼを食べようとする。 でもぷりんに食べられるほどどじなとんぼはいない。 ひと歩きしてぷりんとベンチにすわってぼーっとしている。 なんでもないけど幸せな時間。 ありきたりな静かな穏やかな時間。 季節を感じられる喜び。 なんにでもすぐに感動してしまう自分。 すべてに感謝。 今こうしていられることに感謝。 |