初秋の真湯へ

 2002年9月3日

 昨日から植木屋さんが入っていてぷりんの居場所がない。
庭を歩く職人さんには吠えるし、おじいちゃんは一日中うろうろしているからリビングに離しておくわけにもいかないし・・・
昨日は午前中から遊水池を歩いてきたけど、暑くて倒れてしまいそうだった。
そこで、文化祭の代休の次女も誘ってお仕事のパパ除きで連休以来の真湯に行って来た。
もちろん、運転はお姉ちゃん、道幅の狭いカーブの多い道は高速同様のスリルがあった。次女は後ろの席でほぼ固まっていた。
「お姉ちゃん、運転に集中すればいいのに、どうしてずーっとしゃべっているの?」なんとも、ストレートな質問!!!、どうもお姉ちゃんは運転の怖さを少なくするためにしゃべり続けるようだ。
そして、何かあると、人のせいにする。
ママもそう思っていたけどあえて口にしなかったのに、次女はここぞとばかりに話していた。
そして、にぎやかというか、騒々しいドライブの中、やっぱりぷりんは落ち着かずにはーはーしていた。
狭い道はお兄ちゃんに代わってもらってやっと着いた川は前と同じようにすごくきれいだった。木々もこんもりしていて日陰になっていて涼しいし、水はとても冷たいようだ。ひとつ、残念なのは草や木が生い茂っていて川へ降りていくがけがまた急になっていた。最初にお兄ちゃんが降りたら転んで下まで行ってしまったし、お姉ちゃんもそうだったので、ママだけ降りるのをやめた。(この選択は正しかったと思う)
ぷりんは前に来たことをちゃんと覚えていた。川近くになると身を乗り出して車から降りると崖をダダッダーっと駆けていった。
けれど、そこからが情けない!!
やっぱりすぐに水には入れず水辺を動き回っている。 でも、
前とはちがって浅瀬には平気でつっこんでいくし、勢い余って石の上ですべったりしている。
とにかく楽しそう。シッポを丸める様子もなくそれどころかぐるんぐるんと回しています。
二度目で水遊びの楽しさもわかってきたのだと思います。
ボールを水に投げ入れて何とか水の中に誘うのですが敵もさるもの、なかなか乗ってくれず、子供達がむなしく拾いに行っていました。
今度はたぶん大丈夫だよ。
ママもそう思いましたが、今度はいつ?ってなると・・・
約一時間遊んでもぷりんは飽きる様子もないし、おしっこをしたいのを我慢しているようです。
気に入った自分の場所と認識しているのか川の回りではおしっこをしてくれませんでした。
とても涼しくてぷりんも大喜びだったし、おみやげのビデオもとったし、いい時間つぶしになりました。帰りにはみんなで温泉に入って、お昼を食べて。
ばっちりお昼寝までしてしまって、こんな生活していていいのかなあなんて思いつつも大学生とともに夏休みを満喫しています。
まあ、ママは年中こんなものだけど。
夕方、お散歩のあと、シャンプーしてあげたらすごく泡立つのに驚いてしまった。
夏休み中はお兄ちゃんやお姉ちゃんがしてくれていたので、皮膚の状態がよくなってからシャンプーをしたのは初めてだった。いつも使っているノルバサンは泡立たないものと思っていたのに、それもやっぱり皮膚炎がひどいせいだったのかもしれない。
抜け毛も随分少なくなったし第一臭くない!!!
ママがこれだけ毎日楽しめるのもぷりんが良くなってきたきたからだと思う。
このまま、かゆがったり、かき傷で出血したりしないように・・・・・・
前のようにピカピカに太陽に反射するぷりんの黒い姿を見つめながら、そう思う。