きっかけ

 2002年8月

 きっかけは7月始めの長女との電話だった。
「Aがね、小麦のアレルギーなんだって」
親戚のA・コッカーのAが目やにがなかなか治らずに検査をしたら判明したというのだ。
アレルギーはお肉や魚にあるのだと信じ切っていたママは目からうろこ・・・状態。確かに、蕎麦アレルギーってのもあるけど、そこまで考えてもいなかったしパンは卵やバターのせいでだめだと思いこんでいた。
またまた、ママの探求心が動き始める。
やっぱり、きちんと食事から始めよう。
ぷりんは相変わらずモモちゃんTシャツから抜け出せないでいたし毛もすこーしはえてきただけ。
まず、お肉は馬肉にしてみた。
パンやクッキーはなし。
かつおやいわしはかゆみがひどかったからまぐろ。
結果はいいような、悪いような。
そんなこんなの試行錯誤の中でまたある人から、「お米のアレルギーもラブには多い」と聞いた。えー!!!
じゃーどうすればいいの??
これを試すにはぷりんの食事を大幅に変えなければいけない。
暑くなってきてかゆみもあるし、みんなで相談して初心に戻って一から始めることにした。
手をつけずにおいてあったカンガルーのドライだけ。
しばらく続けていると毛が随分生えてきた。
それから少しずつ今まで食べていたものを加えたり・・・・
そんな一寸先は闇の状態から2ヶ月近く、薬やひのきや靴下やTシャツや、お兄ちゃん、お姉ちゃんのこまめなシャンプーや色々なものがやっといい方向に向いてきた。ぷりんはお腹の毛も生えてきたし、耳のぐちゅぐちゅもなくなってきた。
においも少なくなってきた。
これがいつまで続くのかはびくびくものだけど、心配が減ってきて第一夜に何度も舐めたり,掻いたりするのを止めに起きることをしなくて良くなった。
にわか勉強で、ましてやインターネットの専門書は英語で10分の一も理解できずいらいらするけど、もっと詳しく調べていきたいと思う。

前に一度、アレルギー検査は受けたけど、もう1回ちゃんとしたほうがぷりんのためだと思っている。