M母さん

2002年6月

 この旅行で通訳を担当したM母さんはとてもマイペースな方。
メールのやりとりから始まって交渉等々すべてをこなしてくれました。
M母さんがいなかったら、きっとこの旅行はこんなにうまくいかなかったはず。
MIXのMちゃんとマメ柴のHちゃん(これは娘のFちゃんのワンちゃんらしいけど)、猫のNちゃん、Kちゃん、動物の方が人間よりも多い家族です。
その、M母さんの話を少し・・・・
彼女は大学時代をアメリカで過ごしたという。
しかも、ちょっとのつもりがあれよあれよ、と5年間になったそうだ。
「私、天然なんです。」
と話す彼女の口からは、作り話じゃないの?と思うくらい、おもしろい話がでてくる。しかもそんな話をいつものペースでさらりと話す。
これらを書いてしまうと莫大は量になるから、やめるけど、とにかく、旅行中走り回ってくださった。
一緒に行った10歳のFちゃんはしょっちゅう忘れられるし、しかも「お母さんしっかりして!!」なんてFちゃんにはっぱをかけられるし。
Fちゃんも体調を崩してしまってそのお世話だけでも大変だったのに、ありごとうございました。
お疲れ様でした。
ひとつだけ・・・
シアトル出発の朝、寝ぼけたM母さん、電気の笠にぶつかって、
「アイム ソーリー」とあやまっていたそうです。

おまけに・・・・
帰りの飛行機はすごく揺れてFちゃんはさんざんな思いをして東京に戻ってきました。M先生や院長先生が薬を飲ませたり、つぼをマッサージしたりしてなんとか帰ってきたという感じでした。
東京駅でお父さんと会って一緒の新幹線に乗ったら安心してか、お父さんの膝枕でぐっすり眠っていました。
その寝顔は安心しきっていてやっぱり何よりの薬なんだねっとみんなで話していました。
一関について階段を下りようとしたら、Fちゃんがぐらっとしました。その時お父さんがぐっと手をつないであげたのを見て、この力強い手に支えられてるM母さんやFちゃんやワンちゃん達は幸せだなあと思いました。
私達は子供達の支えになってやれてるだろうか?
小さい時からちゃんと包んであげていただろうか?
もうすっかり大きくなってこんな光景は久しくなかったので、とても新鮮で心打つものでした。
これからもずーっと陰から支えてあげる親でありたい。
迷惑はかけないように年をとろうね。
パパと話しています。

一関についたFちゃんはすごく元気になっていて、「Hちゃん、私のこと忘れてないよね?」
ってM先生に聞いていました。
これでHちゃんに会ったらもう元気回復だね。
お疲れ様でした。