水平思考

2002年6月

 今回の旅行の目玉はこのアンシュルツ先生の講義だ。
テリー先生イチオシのこの講義はラテラルシンキング(水平思考)。
犬に関するものではなく思考回路をより分類して広くしていく、そしてその中から解決策を見いだすというものだ。(と、ママは理解したんだけど・・・)
企業の経営者や指導者がこの講義を受けに来るそうだ。
カナダのビクトリアに住むアン先生が私達のためにやってきてくれた。
日本人のグループで直にアン先生の講義を聴けるなんて始めてかも、といわれた。
ママは話を聞く前は憂鬱だった。
なんだか難しそうだし、疲れもピークだし、絶対居眠りしそうでおもしろくなさそう。ところが、中身をどれくらい把握できたかは別としてとにかくおもしろかった。
ちょっと油断して話を聞き漏らすとなんだかわからなくなるし、講義のあとにすぐグループごとのディスカッションがまっているしであっというまに時間が過ぎていった。なんだか、すごく頭を使ったようで、でも、その頭があまりにも回らない現実にママは自分が情けなくなってきた。
ママが学生だったらきっともっともっとこの講義を勉強していただろう。
すぐに話が横道にそれたり、感情論になってしまうママがラテラルシンキングを使えたら家庭平和はすぐに実現できそうだ。

さて、我が家の方達の反応は?
パパはさすが経営者、うなずきながらメモをとっていました。これは使える!!とか考えていたんでしょうね。(でも、理屈の多い?パパはけっこういつもからラテラルシンキングのような気がした)
お姉ちゃんも興味深げにノートをとっていた。(大学でもそうなのかな?)
後ろの席のお兄ちゃんを見ると・・・・
どうやら前の日のゴルフ疲れが残っているのか、目が死んでる。
どうにか机にむかっているって感じで、パパとママは「授業受けてる姿が見えるようだね。」とひそひそ話をしてしまいました。
にもかかわらず!!!
講義が終わった後、「いや〜久々に真面目に聞いちゃったよ。」・・・・・

パパはガク然!!!
ママはア然!!!